25日はクリスマスで米をはじめ海外のほとんどの国が休場する。
25日はクリスマスのため、アメリカをはじめ海外のほとんどの国で株式や先物市場が休場する。そのような状況だが24日はドイツなど多くの国が休場したもののNY株式市場は現地時間午後1時までの半日ながら開場。この日発表された米新規失業保険申請件数は予想を下回る21万4000件で、この数字を受けてダウ工業平均は序盤から上昇して288ドル高と5営業日連続高で終了した。
今日の展望
今日は午後2時に日本の11月新設住宅着工数が発表されます。
海外ではすでにクリスマス休暇に入っている投資家が多いため、24日の東京株式市場も参加者が少ない閑散市場となった。前日のNYダウは79ドルの小幅高で終了し、その流れから日経225平均は63円高の50,475円で寄り付き。寄り後に一時50,600円台まで上昇したものの、前場終了までに寄り値付近まで戻り後場になると寄り値付近でほぼ横ばい。終値は68円安の50,344円だった。(注:チャートは日本時間25日午前3時頃で止まっています)
先週末に米がベネズエラの今月2隻目となる石油タンカーを拿捕したことで両国の緊張が高まったことが金買い材料となり、今週の金価格は大幅高となっている。24日朝方に4,520ドルまで上昇して史上最高値を更新したNY金だが、その後は上昇はなく日中から夜にかけて4,490ドル付近で小幅推移。25日未明には一時4,450ドルまで下げる場面もあった。(注:チャートは日本時間25日午前3時頃で止まっています)
各国の財政懸念の高まりによって上昇しているのは金だけではなく、同じ貴金属銘柄の銀もここ数週間は最高値更新が続いている。24日朝方に72.5ドルまで上昇して最高値を更新したNY銀だが、金と同様に参加者の少ない閑散市場であることも一因となりその後は最高値更新はなく日中から夜にかけて72ドル付近で停滞。25日未明に一時1ドル以上下落して71ドルを割ったが、朝方までに72ドル付近まで戻ってきた。(注:チャートは日本時間25日午前3時頃で止まっています)
為替市場は取引が行われているとはいえ24日はクリスマスで市場参加者が普段より少ない閑散市場となった。早朝には1ドル=156円20銭だった米ドル/円だが、前日に片山財務相が円安けん制発言を行ったことや介入警戒が残っていることで午前中は円高に動き155円60銭をつけた。しかしその後は目立った材料がなく、日中から夜にかけて155円70銭~156円のレンジで推移。夜に米新規失業保険申請件数が発表されてもレートは大きく動かなかった。(注:チャートは日本時間25日午前3時頃で止まっています)
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。