本日は日本の株式市場が休場

筆者 鳥羽賢 |

17日は海の日のため日本の株式・先物市場は休場となる。

 

米経済指標が低調で早期利上げ観測が後退

14日金曜にはアメリカの経済指標がいくつかまとまって発表。その中の1つ・6月CPIは予想が前年同月比+1.7%、結果が+1.6%だった。また6月小売売上高も、予想が前月比+0.1%、結果が-0.2%と予想を下回った。米経済指標が低調だったことを受け、アメリカの早期利上げ観測が一段と後退。発表後に米ドルは売られたが、NY株式市場は続伸した。

 

 

日経225平均 - 小幅上昇も先物が下げる

前日にNY株式市場でダウが小幅ながら上昇して終わったことから、14日の国内株式市場はややプラスでスタート。日経225平均の寄り付きは58円高の20,157円だった。しかしその後は材料に欠ける相場が続き、特に動きがないまま後場まで推移。終値は19円高の20,118円だった。夕方以降の先物の時間は米経済指標が低調だったことから円が急騰し、それを受けて日経225先物が20,000円近くまで下落した。

日経225平均30分足チャート

 

USD/JPY - 米経済指標発表後に1円近く急落

FRBイエレン議長による低インフレへの懸念表明が14日まで尾を引いており、この日になっても米ドルは下落基調が継続。朝方から夜まで113円台前半で数十銭円高・米ドル安になった。そして午後9時半に米経済指標がいくつかまとまって発表され、全体的に低調だった。これらの指標の発表後にレートが1円近く急落して112円台前半に。その後は112円台半ばで先週の終了まで推移した。

USDJPY30分足チャート

 

金 - 米ドルと反対に10ドル急騰

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日もそのセオリー通りの動きを見せた。朝方に1,215ドル付近にあったNY金 [i] が、夜にかけて緩やかに上昇し米経済指標の発表前には1,219ドルに。そして低調な指標が発表されると米ドルが急落したが、金価格はそれに反比例して10ドルほど急騰し1,230ドルに到達した。そしてそのまま1,230ドル付近で15日朝まで推移。

gold30分足チャート

 

WTI原油 - 乱高下ののちに上昇

14日に発表された米経済指標に対し、NY原油は乱高下を見せた。米指標が低調だったためにアメリカの石油需要が低下するという観測のため売りが入る一方、米ドルが安くなったためにNY市場の原油には割安感が台頭し買いも入った。結局14日夜以降にはやや乱高下をしつつ、2週間ぶりに46ドル台後半まで上昇して先週を終えた。

oil30分足チャート

 

今日の展望

今日は午前11時に中国の第2四半期GDPが発表されます。午後6時にユーロ圏の6月消費者物価指数が発表されます。

 

 

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筆者について
鳥羽賢

慶應義塾大学経済学部卒業。輸入業務に従事後、ライターとして2003年より主に経済分野を中心に執筆活動を行う。企業トップへインタビューした上での、ビジネス記事執筆経験多数。ポータルサイト『オールアバウト』では、「世界のニュース・トレンド」テーマなどで、数年間政治・経済ニュース記事を執筆。FXの専門誌『月刊FX攻略.com』でも各通貨ペアの特徴解説など、FX攻略記事を執筆した経験がある。主な著書に、『とにかくわかる! FX超入門者』(すばる舎)などがある。翻訳活動も行い、FX投資教材の翻訳を中心に、金融分野の翻訳実績も多数。自身でも投資を行い、FXのトレードも2006年以来7年以上にわたって継続している。