5日午後9時15分にユーロ圏の政策金利発表がある。
5日午後9時15分にユーロ圏の政策金利発表が予定されており、最重要金利のリファイナンス金利は0.25%引き下げられて2.15%にすると予想されている。そのような状況だが4日夜に発表された米5月ADP雇用統計は予想の前月比11万2000人増に対し発表は3万7000人増と予想を下回った。また他に発表された景気指標も予想を下回ったものの、NYダウはそれほど大きく動かず序盤から中盤にかけて前日終値よりやや高い水準で推移。終盤に下落して終値は91ドル安だった。
今日の展望
今日は午後9時15分にユーロ圏の政策金利が発表されます。
前日のNYダウは35ドルの小幅高だったものの円安が進行したために日経225先物は4日朝方までに上昇。その流れから東京株式市場では日経225平均が240円高の37,686円で寄り付き。場中はほとんど動かず高値と安値の差が200円未満というボラティリティの低い1日となり、終値は300円高の37,747円だった。夕方以降の先物は夜に発表された米経済指標が低調だったことで、発表後に円高とともに下落した。
3日夕方から夜にかけて円安が進行して1ドル=144円を回復し、そのまま4日日中から夕方過ぎまで144円付近で細かい上下が続いた。そして午後9時15分には米5月ADP雇用統計が発表され、すでに述べたように予想を下回る前月比3万7000人増だった。この統計によって円が50銭以上急騰した後、午後11時に発表された米5月ISM非製造業景況指数も予想を下回ったために一段と円高・米ドル安になり143円を割った。
カナダドル/円も米ドル/円と同様に3日夕方から夜にかけて円安に動き1加ドル=105円に到達。そのまま4日日中は105円付近に留まった。そして午後9時15分の米5月ADP雇用統計発表後に多少円高に動いた後、午後10時45分にはカナダ中銀が政策金利を発表。予想通り2.75%のまま据え置きだった。この発表は予想通りのためあまり反応はなかったが、午後11時に米経済指標が発表された後には円高・カナダドル安に動き5日早朝には104円50銭を割った。
米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はほぼそのセオリー通りに動いた。4日朝方には3,360ドルだったNY金は、日中は3,360ドルを中心とした細かい動きが継続。そして午後9時15分に米5月ADP雇用統計が発表されると、米ドルの下落と逆に金は上昇。午後11時に発表された米景気指標で景気後退懸念が高まると再度上昇して一時は3,380ドルをつけた。
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