29日と30日に日米欧などが政策金利を発表する。
29日夜にカナダ、30日未明には米、同日日中には日本、そして夜にはユーロ圏と、これから明日にかけて政策金利の発表ラッシュとなる。現時点での予想は日本とユーロ圏が据え置き、米とカナダが利下げとなっている。そのような状況だが28日夜に発表された複数の米経済指標は軒並み予想を上回り、今週の米中緊張緩和もありこの日もNY株式市場は序盤から堅調な展開。ダウ工業平均は161ドル高で終了して史上最高値を更新した。
今日の展望
今日は午後10時45分にカナダの政策金利が発表されます。30日午前3時にアメリカの政策金利が発表されます。
前日・27日には史上初めて50,000円を突破した日経225平均だが、一夜明けた28日も大きく下がらず50,000円台を固めた。この日は155円安の50,357円で寄り付き、前場には目立った動きがなかったが後場になるとやや下落。しかし50,000円を割ることはなく、293円安の50,219円で終了した。夕方以降の先物は夜に数百円上昇。そして29日の東京市場が始まるとまたも暴騰して51,000円を超えている。
9月から10月前半にかけて急上昇して一時は4,300ドルを超えた金だが、その後は高値警戒感などから下げに転じている。そして先週末に米中閣僚級会談で進展があり緊張緩和が見えたため、今週の金価格は一段安となっている。28日朝方には4,000ドルだったNY金は、午前中から午後にかけて売られて夕方には一時3,800ドル台に。しかしそこで下げ止まって夜は反発し、29日未明には3,950ドル付近に留まった。
ユーロなど欧州系通貨は対円での上昇が続いており、今週明け27日には1ユーロ=178円を超えてユーロ発足以来の最高値を更新した。だが28日になると上昇は一服し、朝方に178円だったレートは午前中に177円台前半まで下落。午後から夕方にかけては目立った動きがなく177円台前半に留まり、夜に多少上昇したものの29日未明までにほぼ同じ幅だけ下落。そして29日朝方には再度円高に動き177円を割っている。
AIの普及とともに業績・株価とも爆発的に伸びているエヌビディアだが、今週になって米中の緊張緩和期待が高まったことが新たな買い材料となった。前日・27日を191.49ドルで終えた同社の株は、28日のNY株式市場前半にはあまり動かなかったが後半になって上昇。200ドルを超えて5%高の201.03ドルで終了し、時価総額は4兆9000億ドル弱になり大台の5兆ドルも見えてきた。
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