31日に日米の政策金利発表が行われた。
31日未明に発表された米政策金利は予想通り4.25~4.5%のまま据え置き、同日正午頃に発表された日本の政策金利も予想通り0.5%のまま据え置きだった。しかしどちらもその後の議長・総裁の会見で今後の利下げ・利上げが明示されていなかったことで、会見中から為替市場では円安・米ドル高が進行した。そのような状況だがパウエル議長が次回・9月の利下げを明示しなかったために31日のNY株式市場は軟調な展開となり、ダウ工業平均は4日続落の330ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの7月雇用統計が発表されます。
31日午前3時に米政策金利の発表があり、予想通り据え置きだったがその後のパウエル議長の会見では次回・9月の利下げが明言されなかった。そのため為替は円安が進行するとともに、NY株は下落しダウは171ドル安で終了。そして始まったこの日の東京市場では日経225平均は39円高の40,693円で寄り付き、円安を買い材料として前場から急上昇。昼休み中に日銀が金利据え置きを発表しても上昇は止まらず、後場には41,000円を回復して415円高の41,069円で終了した。
FRBが金利据え置きを発表しパウエル議長が9月の利下げを明言しなかったことで、31日未明には1ドル=149円50銭まで上昇。しかし31日午前になると小幅に円高に動き、正午頃に日銀が政策金利据え置きを発表しても大きく動かなかった。だが植田総裁が会見で今後の追加利上げを明示しなかったため、その後は急激な円安・米ドル高が進行。4月初頭以来の150円をつけても止まらず、1日朝方には151円に接近して3月末以来の円安水準となった。
Facebook運営のメタが日本時間の31日早朝に第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比22%増の475億ドル、純利益は同36%増の183億ドルでどちらも過去最高を更新した。前日を695.21ドルで終えていた同社の株だが、好調な決算を受けて31日のNY株式市場では序盤から暴騰。一時は784.75ドルをつけて上昇幅が13%近くに達し、終値は11.2%高の773.44ドルだった。
エヌビディア株は30日を179.27ドルで終了し、時価総額は4兆3000億ドルを超えた。そして31日のNY株式市場序盤には一時183ドルを超えて上昇し、この時点で時価総額4兆4000億ドルを超えた。だがその後は中盤から終盤にかけて下げ、終値は0.8%安の177.87ドルとこの日はマイナス引けだった。
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