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日本は2週続けて月曜休場

user 著者 鳥羽賢

本日も日本の株式・先物市場は休場する。

今日から米中の関税第3弾が発動

24日は日本が秋分の日の振替休日であり、株式・先物市場は休場する。また日本時間の24日午後1時、米国東部時間の24日午前0時から、アメリカの対中追加関税第3弾が発動。中国からの同様の関税措置も24日に発動となる。アメリカはさらなる関税も示唆しており、貿易戦争は一段と激化すると思われる。

今日の展望

今日は午後2時にシンガポールの8月CPIが発表されます。

日本225(円)

24,000円に近付く

前日のNY株式市場ではダウ工業平均が1月以来の史上最高値を更新。その流れを受けて、21日金曜の国内株式市場は連日の大幅高となった。日経225平均は174円高の23,848円で寄り付き、前場はその水準のまま推移。後場になるとさらに上昇し午後2時過ぎには今年1月以来となる24,000円に近付いたものの、24,000円に乗せられずに失速し終値は195円高の23,869円だった。

WTI原油

増産期待で1ドル以上下げる

23日日曜にはOPECが会合を開き、原油増産について協議する予定になっていた。21日朝には70ドル台前半にあったNY原油だが、この会合での増産はないとの予想が広がり朝方から夜まで上昇。71ドルを超えて一時は72ドルに近付いた。だが午後11時頃に、やはり増産は決定されるのではないかという報道が流れた。この報道を受け1ドル以上急落したが、すぐに反発し70ドル台後半で先週を終えた。

カナダドル/円

加経済指標発表には小動き

カナダドル/円は21日朝方から夜まで87円台前半で推移。そして午後9時半にカナダの7月小売売上高が発表され、予想の前月比+0.4%に対し、発表は+0.3%と予想をわずかに下回った。しかし自動車を除いた数字では、予想を0.3ポイント上回った。同時に発表された8月CPIは予想通りだったこともあり、この発表で20~30銭上昇したものの1時間後には元の水準に戻る展開。そのまま22日朝まで大きな動きはなかった。

ポンド/円

メイ首相の悲観的な発言でポンド安

イギリスとEUとの離脱交渉は難航しているが、この日メイ首相が行った演説で「EUとの交渉は行き詰まっている」「悪い合意よりは合意がない方がいい」「国民投票の結果を尊重しないことは受け入れられない」など悲観的な発言が相次いだ。21日の朝方から午後まで149円台で推移していたポンド/円は、夕方以降メイ首相の悲観的な発言を受けてポンド売りが継続。22日朝までには147円台まで下落した。

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