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28
Jan

日本は敬老の日で休場

user 著者 鳥羽賢

18日は日本の金融市場が敬老の日で休場する。

日本は休場でも海外は取引が行なわれる

18日は日本が敬老の日であり、株式・先物市場は休場する。しかしその一方で海外の主要国では休みになる市場はない。今週は後半に日米の政策金利発表。そして週末にはドイツの総選挙などイベントがたくさん控えているが、18日はそのための充電日となることだろう。

今日の展望

今日は午後6時にユーロ圏の8月消費者物価指数改定値が発表されます。

日本225(円)

北朝鮮ミサイルにも反応薄

北朝鮮が18日早朝に再びミサイルを発射し、太平洋に落下した。これまで北朝鮮のミサイル発射によって円高・株安が進行することが何度かあったものの、この日は反応薄。日経225平均は14円安の19,793円で寄り付き、前場は19,800円付近で推移。後場開始直後には急騰し、引けまでに19,900円台を回復して終値は102円高の19,909円だった。北朝鮮のミサイルに対して市場は耐性がついてきたと思われる。

ポンド/円

英中銀政策委員が利上げ示唆発言

前日は英中銀が政策金利を発表したが、同時に公表された議事要旨が今後の緩和削減を示唆。そのためポンド/円が148円台に上昇した。そして15日の夕方頃になると、英中銀のブリハ政策委員が「強いデータの傾向が続けば、利上げの適切な時期は、早ければ数ヶ月以内」と発言。この発言のためにポンド/円は151円台まで急騰。その後16日朝まで151円付近に留まった。

米ドル/円

7月以来の111円台

15日朝に発射された北朝鮮ミサイルによって、米ドル/円は一時109円50銭まで下落。しかし下落は一時的で、すぐに発射前の水準に戻った。その後は円安トレンドが続き夕方までに110円台後半に。そして夕方には米長期金利の上昇などから米ドルが急騰し、7月以来の111円台をつけた。夜になるとやや円高に傾き、110円台後半で先週を終了。

リスク後退で続落

北朝鮮やハリケーンのリスクが後退したことによって、15日のNY金は下落基調だった。朝方には北朝鮮のミサイル発射があったものの、市場にはすでに耐性がついているのか反応はあまりなかった。朝方1,330ドル付近にあった価格が、日中から夜にかけて一貫して下落。夜以降は米ドル高が止まったものの、金の下落は止まらず。結局16日朝時点で1,315ドル付近だった。

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