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24
Jan

日本が休日の間金融市場は平穏

user 著者 鳥羽賢

日本が休日だった16日は、金融市場には大きな動きがなかった。

NY株式市場もあまり動かず

16日は日本が海の日で、株式・先物市場は休場していた。16日に出た大きな材料としては中国の第2四半期GDPがあるが、予想通りの前年同期比+6.7%だったために金融市場にあまり影響はなかった。夜以降のNY株式市場でもダウ工業平均に大きな動きは見られず、45ドル高と小幅高で終了。この日にフィンランドで行われた米ロ首脳会談も具体的な合意はなかった。

今日の展望

今日は午後11時からFRBパウエル議長が米議会で証言を行います。

日本225(円)

円高を受け小幅安

日本が休場していた16日でも、シカゴやシンガポールの日経225先物は取引が行われた。朝方は上窓を開けて22,600円台でスタートした先物は、日中から夜にかけて為替が円高に動いたことから緩やかな下げが継続。日付が変わっても下げが続き17日朝には一時22,500円付近まで下がったものの、朝になって急上昇が見られた。

WTI原油

大きく下落し67ドル台

先週にリビアの輸出港や油田が操業を再開したことが、原油価格を押し下げている。また13日にはロシアのエネルギー相が、「必要なら他の産油国とともに増産をする」という趣旨の発言を行った。これらの材料から16日のNY原油は大きく下落。週明け70ドル台でスタートした後夕方頃までは同じ水準にとどまっていたものの、夕方から下げが続き17日未明には一時約3週間ぶりとなる67ドル台をつけた。

再び1,240ドル割れ

米ドルとは反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動かなかった。為替市場では米ドルがやや軟調な動きだったにも関わらず、金は上がらずむしろ下落。背景には米FRBの利上げ加速観測が高まっていることがあると思われる。日中は1,240ドル台で推移していたNY金は、夕方以降下落し夜には数日前に続き再び1,230ドル台まで下落した。

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