LINE
28
Feb

市場は米朝首脳会談の行方を注視

user 著者 鳥羽賢

27日から米朝首脳会談が始まっている。

昨年に続き2度目の会談

27日から、ベトナムのハノイで2日間の米朝首脳会談が行われている。昨年前半は北朝鮮情勢によって株式市場が動いた日が多く、北朝鮮がミサイルを発射すると下落したことが頻繁にあった。しかし昨年6月の1度目の米朝首脳会談によって米朝の和解ムードができたことから、その後は北朝鮮情勢に敏感に動くことはあまりなくなった。今回は昨年に続く2度目の会談であり、市場はその行方を注視している。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの第4四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

小幅ながら反騰

1月から2月にかけてリバウンドが続いてきた東京株式市場だが、21,500円付近にきてからは上昇の勢いが衰えている。前日のNYダウは34ドル安と小幅下落。しかし日経225平均は55円高の21,504円からスタートした。その後は材料難な相場が続き、前場から後場にかけて21,500円台でほぼ横ばい。終値は107円高の21,556円と小幅ながら上昇した1日だった。

米ドル/円

米長期金利上昇から111円

27日朝方には110円50銭にあった米ドル/円は、夕方までに数十銭下落。だが夕方以降には米長期金利の上昇を受け、米ドルも大きく上昇。午後12時頃に発表された複数の米経済指標は強弱まちまちだったものの、上昇は止まらず一時は111円台をつけた。なおこの日にはFRBのパウエル議長が米下院で証言を行い、年内にバランスシート縮小を終了させると発言。しかしそれ以外には目立った発言はなかった。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう