今週はエヌビディアの決算が発表される。
今週27日にはエヌビディアの5~7月期決算が発表される予定になっているため、市場の注目はそちらに移っている。先週の22日金曜にジャクソンホール会議でパウエル議長が講演を行い、利下げを示唆したことで22日のNY株式市場は暴騰で終了。しかし週明け25日になると先週金曜の上昇の反動で利益確定相場となり、ダウ工業平均は序盤から終盤を通して下げが続き終値は349ドル安の45,282ドルだった。
今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの7月耐久財受注が発表されます。午後11時にアメリカの8月リッチモンド連銀製造業指数が発表されます。
すでに述べたように、先週22日夜にFRBのパウエル議長が講演を行い近い将来の利下げを示唆。それがNY株式市場にとって買い材料となり、ダウは846ドルの大幅高で終了した。その流れから週明け25日の東京株式市場では日経225平均が344円高の42,977円で寄り付き、直後に43,000円を回復して43,200円台まで上昇。しかしこの高値を維持することはできず、その後は前場から後場にかけて下げが続き終値は174円高の42,807円だった。
先週22日に行われたパウエル議長の講演によってFRBの早期利下げ観測が高まり、講演後は急激な円高・米ドル安になって1ドル=146円90銭で先週を終えた。だが先週終盤の円高地合は週明けまで残らず、25日は先週終値とほぼ同じ水準から始まった後日中は緩やかながら円安が進行。午後11時には米7月新築住宅販売件数が発表され予想を上回る年率換算65万2000件だったものの、レートに大きな影響はなく26日朝方までは円安が続いた。
先週金曜のパウエル議長の講演は利下げを示唆し株式市場にとっては買い材料になったものの、仮想通貨市場は講演直後に上昇したのみでその後週末から25日にかけて下げが続いている。パウエル議長の講演直後に1,720万円まで上昇したビットコインだが、その後は23日土曜から24日日曜にかけて緩やかな下げが継続。25日月曜未明にはややまとまった売りが出て数十万円下げた後、26日未明から早朝に50万円以上下げて1,600万円に接近。7月上旬以来1ヶ月半ぶりの安値となった。(注:チャートは米ドル表記です)
ブラジルの生産地で最近になって霜害が発生したことや、先々週に降雨がなかったことなどを材料にコーヒー価格は先々週頃から急上昇している。先週を3.9ドルで終えたNYコーヒーは、週明け25日も市場が始まると上昇して4ドルに接近。しかしそこで上げ止まり、市場後半は下げに転じて終値は3.88ドルと9営業日ぶりのマイナスだった。
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