21日は海の日で日本が祝日だったこともあり、外国為替市場の動きは少なかった。
21日に休場だった日本の金融(株式・先物)市場が、今日から再開される。21日はNYの株式市場が下げ、また原油が上げるなど、全体的にウクライナ問題の懸念を反映した動きになった。外国為替市場では、主要通貨にそれほど大きな動きはなかった。
今日は午後3時にスイスの6月貿易収支の発表があります。午後9時半にアメリカの6月CPIが発表されます。その後午後11時まで、アメリカの経済指標が複数続けて発表されます。
NY市場の原油先物はウクライナ問題におけるロシアと欧米の対立を懸念して上昇し、1バレル=104ドル台に乗せた。6月中旬から7月中旬にかけて下げ続け一時期100ドルを割ったが、ここ数日の上げによってその下げが半分は帳消しになってしまっている。このまま行くと6月につけた今年の高値である107ドル付近を更新するのも、時間の問題かもしれない。
今年は生産地で全体的に天候が良好であり、先週末に好生産条件のニュースが広まったことから、シカゴ市場でコーンはさらに売られた。21日には1ブッシェル=360ドル台まで下げており、2010年以来約4年ぶりの安値となった。
ニュージーランドは24日木曜の午前7時45分に次回の政策金利発表を予定している。ニュージーランドの政策金利は現在3.25%であるが、これが0.25%引き上げられて3.5%になると予想されている。政策金利発表前であることもあり21日は動きが小さく、88円前後で推移したまま22日を迎えている。
欧州におけるウクライナ問題の影響の深刻化懸念などを受けてユーロは最近売られている。18日には一時約4ヶ月半ぶりに1.35を割れ、1.34台をつける場面もあった。週明け21日には1.35を回復しているが依然潜在的な売り圧力は強いと思われる。近い将来また1.35割れを試す場面が出てくるだろう。
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