LINE
28
Jan

今週木曜はOPEC総会

user 著者 鳥羽賢

今週は25日木曜にウィーンでOPEC総会が開催される。

OPEC総会は減産延長が主な議題

今週の木曜・25日に、オーストリアのウィーンで半年に1度のOPEC総会が開催される。産油国は今年1月から原油の減産を実施しているが、最近原油価格が堅調ではないために延長への気運が高まっていた。今週開かれるOPEC総会では減産の延長について各国が協議すると思われ、合意できるかどうかが注目されている。

今日の展望

今日は午後2時に日本の3月景気先行・一致指数・改定値が発表されます。

日本225(円)

前日の暴落から多少リバウンド

米トランプ政権への懸念から前日は261円安と暴落した日経225平均だが、この日になると落ち着いた。38円高の19,591円で寄り付いた後、前場には一時19,400円台まで下落したものの、後場に切り返し終値は47円高の19,590円だった。夕方以降の先物の時間にはNY株高などを受け日経225先物が一時19,700円付近まで上昇した。

WTI原油

減産延長期待で50ドル超え

すでに述べたように、25日にはウィーンでOPEC総会が開催される。そして最近になってサウジアラビアやロシアが減産延長の用意があると表明したことから、延長の見通しはかなり高まっている。減産延長への期待を受けて19日のNY原油は続伸し、約1ヶ月ぶりに50ドルの大台を突破した。また週明け22日も高くスタートし51ドル付近で推移している。

天然ガス

気温上昇を受けて買い

先週後半にアメリカの東海岸で気温が上昇したことから、エアコン需要が高まりのこの日のNY天然ガスは上昇。朝方には100万BTU=318セント付近で推移していたが、夜頃に上昇し20日朝までに325セントに。ただ中長期的に見ると4月以降は310~330セントのレンジで推移しており、まだレンジをブレークしていない。

カナダドル/円

経済指標はまちまちでレートに影響なし

19日の午後9時半に、カナダの経済指標がいくつかまとめて発表された。その1つ・3月小売売上高は、予想の前月比+0.3%に対し、発表は+0.7%と上回った。しかし4 月CPIは前年同月比で予想+1.7%、結果+1.6%と予想を下回る悪い内容で、全体的に見るとまちまちだった。指標がまちまちだったためカナダドルのレートにはあまり動きはなく、カナダドル/円は81円90銭付近のまま。ただ20日未明になるとやや上昇し82円台で先週を終えた。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう