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Feb

今週も株式市場は堅調なまま終了

user 著者 鳥羽賢

株式市場は今週も堅調だった。

日米ともに上昇

昨年終盤以来株式市場の上昇が続いており、今週になっても止まらなかった。日本では日経225平均が約30年ぶりの29,000円台まで上昇。米でもNASDAQ総合指数が史上初めて14,000を突破し、ダウ工業平均も続伸した。そして仮想通貨市場でも米自動車メーカーのテスラがビットコインを大量に購入したとの情報が流れ、ビットコインが高騰し500万円を突破。株や仮想通貨はどこまで上がるのか全く天井が見えない状態が続いている。

来週月曜の展望

来週月曜は午前8時50分に日本の第4四半期GDP速報値が発表されます。

日本225(円)

朝方の高値は維持できず

前日のNYダウはわずか7ドル安で終了。12日早朝の日経225先物は29,400円付近で推移していたが、東京株式市場が始まる午前9時頃には29,600円台まで買われ、その流れから日経225平均も73円高の29,635円で寄り付き。しかし高値を維持することはできず、前場に29,400円台まで下落。その後も後場にかけて目立った上昇は見られず、終値は43円安の29,520円だった。

WTI原油

昨年1月以来の60ドルに接近

原油価格は2月に入ってサウジアラビアの自主的減産などを材料に上昇してきたが、今週になるとやや一服感が出ていた。12日も日中から夜までは57ドル台で停滞し上昇は見られなかった。しかし夜になってまた買いが多く入り、58ドル台でも止まらず59ドル台に上昇。この日発表された米国内の石油掘削リグ稼働数は前週比7基増の306基だったが、原油高を止めるに至らず13日未明には昨年1月以来となる60ドルに接近した。

ポンド/円

約1年2ヶ月ぶりの高値

今年1月1日にEU離脱を問題なく完了して以来、ポンドは堅調な動きが続いている。12日日中のポンド/円は144円台半ばで横ばい。午後4時には英第4四半期GDPが発表され、予想の前年同期比8.0%減に対し発表は7.8%減と予想より減少幅が少なかった。この統計などがポンド買い材料となり、夕方から夜にかけてポンド高が進行。13日未明には145円を越え、2019年12月以来約1年2ヶ月ぶりの高値をつけた。

ビットコイン(日本円)

500万円付近で落ち着く

11日夜頃にクレカ大手のマスターカードが仮想通貨決済のサービスを発表し、それによってビットコインは500万円を越えた。12日朝頃には一旦510万円をつけたものの、その後は上昇せずに490~510万円のレンジで推移。他の金融市場が終了した13日朝以降もビットコインは取引が行われたが、13日もほぼ同じレンジ内に留まっている。

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