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Nov

今週は株高が一旦止まる

user 著者 鳥羽賢

今週は株式市場の上昇が一旦止まった。

NYダウは20日も下落して終了

米大統領選以来先週までの2週間、日米などの株式市場は急上昇が続いてきた。今週も前半は株高が続き、日経225平均はバブル崩壊後初めて26,000円を突破。しかし後半になるとさすがに株高も息切れした感が出ており、特にNY株式市場は軟調な展開が継続。ダウ工業平均は17・18日と3桁下落し、20 日も220ドル安と今週3度目の3桁下落となった。なお日本は21日から3連休に入る。

来週月曜の展望

来週月曜は午後6時にユーロ圏の11月製造業・サービス業PMIが発表されます。

日本225(円)

場中に下落も先物上昇

今週後半に入って東京株式市場も調整の下げが続いており、20日も軟調な展開だった。前日のNYダウは45ドルの小幅高で終了。しかし東京市場開始前の早朝に先物が下落したため、日経225平均は148円安の25,486円からスタート。その後も前場から後場にかけて25,500円付近で推移し、終値は107円安の25,527円で3日連続下落となった。しかし夕方以降の先物は堅調な動きが続き、25,700円台まで上昇して今週を終えた。

ビットコイン(日本円)

ブーム以来の200万円に近付く

先月21日にペイパルが独自の仮想通貨サービスを発表して以来ビットコインの高騰が続いている。20日朝方には185万円付近だったレートだが、この日は日中から夜まで一貫して上昇。夜には190万円台に乗せて、21日朝方には195万円をつけ2017年後半の仮想通貨ブーム時以来となる200万円が目前に迫ってきた。

米ドル/トルコリラ

利上げの翌日はややリラ安

トルコ中銀は19日に4.75%の利上げを発表。この利上げ発表直後に米ドル/トルコリラは1ドル=7.5リラ近くまでリラ高になり、9月下旬以来約2ヶ月ぶりの水準となった。そして一夜明けた20日朝方には7.57リラ付近にあったものの、その後ジリジリと米ドル高・リラ安が進行。一時は7.7リラをつけるなど今後またリラ安が続くことを予感させる動きだった。

WTI原油

ワクチン期待などから小幅高

20日朝方には41ドル台後半にあったNY原油は、米のワクチン期待や産油国が計画している増産延期を検討していることなどを材料に、この日は日中から緩やかに上昇。また夜に発表された米国内の石油掘削リグ稼働数は、前週比5基減の231基だった。この統計も買い材料となり、今週終了までに42ドル台半ばに上昇した。

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