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27
Jan

今週は日米英の政策金利発表がある

user 著者 鳥羽賢

今週は20日木曜に日米英の政策金利が発表される。

米は利上げ、日英は金利据え置きと予想

今週は20日木曜に日米英の政策金利が発表を予定されている。この内、日本とイギリスは金利据え置き、アメリカは0.25%の利上げが予想されている。ただしNY株式市場で下げが続いているうえに、米経済の減速懸念も高まっている。場合によってはサプライズの金利据え置きもあるかもしれない。来週は各国がクリスマス休暇に入るため、今週が今年最後の大きな動きがある週になるだろう。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の11月CPIが発表されます。

日本225(円)

景気減速懸念で大きく下落

前日・木曜のNY株式市場は小幅上昇したにも関わらず、先週金曜の東京市場は世界的な景気減速懸念から大きく下落した。寄り付きから177円安の21,639円と大きく下げていた日経225平均だが、前場に売りが増え前場終了までに21,400円付近まで下落。後場になっても目立ったリバウンドはなく、21,400円台を中心に推移し終値は441円安の21,375円だった。夕方以降の先物も、NY株安のために軟調な展開のまま先週を終了した。

ユーロ/円

ユーロ圏の経済指標は低調

ユーロ/円は14日の朝方から夕方まで128円90銭付近で横ばい。夕方にはユーロ圏と圏内各国の12月製造業・サービス業PMIが発表されたものの、ユーロ圏サービス業PMIは予想の53.5に対し発表は51.4になるなど、全体的に低調な数字だった。これらの発表を受け夕方にはユーロが128円近くまで急落。そのまま128円前後で15日朝まで推移した。

ビットコイン(日本円)

週末に今年最安値を更新

11月のビットコインキャッシュ分裂を巡る混乱以来、仮想通貨市場は下落が続いている。14日朝には37万円付近にあったビットコインは、この日は大きな動きなく15日朝まで37万円付近のまま推移。しかし週末も取引が行われる仮想通貨市場のため、週末にはさらに売られ一時は35万円台まで下落し今年の最安値を更新した。

WTI原油

中国の原油需要懸念が高まる

中国が14日の午前に11月小売売上高と鉱工業生産を発表し、どちらも予想をかなり下回る低調な数字だった。この発表により、中国の原油需要が減退するのではないかという懸念が台頭。朝方から夜まで52ドル台に留まっていたNY原油は、夜以降に下落。またこの日に発表された米石油掘削リグ稼働数は前週比4基減の873基だったが、原油価格を押し上げる材料にはならず。結局15日未明には一時50ドル台をつける軟調な動きだった。

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