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27
Jan

今週は堅調相場のまま終了か

user 著者 鳥羽賢

今週は堅調なまま相場が終了する見通しになってきた。

リバウンド相場も下落幅は取り戻せず

国内株式市場は先週の日経225平均1,867円大暴落から一転、今週の15日月曜には1,069円高となり、火~木曜もまずまずの展開だった。また為替市場でも先週は一時米ドル/円が110円台まで円高になったが、今週はリバウンド。ただし為替も113円付近に留まっており、株式・為替ともに下落幅を全て取り戻したとは言えない。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの1月CPIが発表されます。

日本225(円)

日中は高値圏推移も先物16,000円割れ

前日のNY株式市場が上昇したことから、18日の国内株式市場は高値圏で安定推移。前日比約300円高の16,138円で寄り付いた日経225平均は、その後も16,000円台の高値圏で推移し、一時16,300円台乗せ。終値は360円高の16,196円だった。しかし夕方以降の先物の時間になると為替が円高方向に動いたことなどから、日経225先物は緩やかに下落し19日朝までに15,000円台に沈んだ。

米ドル/円

目立った材料はないが緩やかにドル安に

今週中盤は114円台で横ばいだった米ドル/円は、18日も朝から114円台でスタート。特に目立った材料はないながらも、先週後半から今週前半のドル買いの巻き戻しが入るような形で緩やかにドル安に。日中の113円台後半から、19日未明には113円台前半まで円高になった。さらに19日朝方には112円台まで円高が進行した。

ユーロ/円

ECB理事会議事要旨は強い内容はなし

ECB理事会の議事要旨が、18日午後9時半に公表された。その内容はユーロ圏の物価や景気に下振れリスクが高まっていることを指摘している一方、明確に追加緩和などを示唆する発言はなかった。議事要旨に強い内容はなかったとはいえ、全体的な円高地合やECB追加緩和観測などを受けてユーロ/円は終日円高が進行。19日朝には2013年6月以来2年8ヶ月ぶりとなる125円台前半をつけた。

ツイッター

過去4営業日で30%の高騰

インターネット短文投稿サービスのTwitterは、今週になって画像を共有する新しい機能を追加。この材料などから、17日水曜にはTwitter株が7%近く暴騰。さらに18日にも5.6%も上昇した。15日はNY株式市場が休場していたものの、今週の3営業日で16%、12日も合わせると4営業日で30%近くもの暴騰となった。

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