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28
Jan

今週の主な材料はAppleの発表会など

user 著者 鳥羽賢

今週はAppleの新製品発表会などがある。

材料にはこと欠かない週

今週はかなり材料が多い週となる。まず12日火曜にはAppleが新製品発表会を行ない、iPhoneの新製品が発表されると見られている。また14日木曜にはスイス、イギリス、そしてトルコの政策金利発表が重なっている。さらにアメリカ南東部にはハリケーン「イルマ」が接近しており、その影響も懸念される。北朝鮮の問題もまだ残っており、今週は材料にはこと欠かない週となる。

今日の展望

今日は午後4時にトルコの第2四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

連休以来の安値を更新

前日にNY株式市場が下げたことや円高が進行したことから、8日の国内株式市場は続落。日経225平均は99円安の19,297円で寄り付き、その後もマイナス圏で推移。また後場の午後2時過ぎになるとさらに下落し、19,239円の安値をつけて5月の連休以来の安値をわずかに更新。終値は121円安の19,274円だった。夕方以降の先物の時間は円高のさらなる進行を受けて日経225先物がやや下落した。

米ドル/円

サポートラインをブレークし107円台

アメリカではハリケーンが接近しており、かつ北朝鮮問題もくすぶっていることから8日になっても為替市場ではリスク回避の円買いが継続。また米長期金利の低下も米ドル売りにつながった。8日は朝から円高・米ドル安が進行し、108円を大きく割り込んで107円台後半に。108円前半のサポートラインは4月にブレークすることができなかったが、今回はブレークし昨年11月以来の107円台をつけつつ9日朝まで推移。

WTI原油

ハリケーン懸念から下落

すでに述べたように、アメリカ南東部に超大型ハリケーン「イルマ」が接近している。ハリケーンの影響で南部の石油関連施設が稼働を停止し、原油在庫が積み上がる懸念が台頭。その影響から8日の原油市場は売りが先行した。朝方から夕方頃にかけて49ドル付近で推移していたNY原油 [i] は、夜以降に急落し47ドルをつけて先週を終えた。

カナダドル/円

カナダ雇用統計には反応薄

カナダが8日の午後9時半に8月の雇用統計を発表。予想の前月比1万5000人増に対し、発表は2万2200人増と好調だった。また同時に発表された8月失業率は予想6.3%、結果6.2%だった。8日朝には89円台にあったカナダドル/円は、日中の円高を受けて夜には88円台まで下落。雇用統計発表前には88円70銭付近にあったが、雇用統計にはあまり反応しなかった。

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