28
Jan

今日は米国が独立記念日で休場

user 著者 鳥羽賢

今日・7月4日はアメリカが独立記念日のため休場となる。

今週は雇用統計の週

先週は英EU離脱の影響が懸念されていたほど長続きせず、日本の日経225平均は5連騰、アメリカのダウ工業平均は火曜以降4連騰という結果だった。今週のメインイベントは、7日木曜に発表されるアメリカの6月ADP雇用統計と、8日金曜に発表される6月雇用統計と言える。5月の雇用統計は3万8000人という極めて悪い数字が出たが、今月はどこまで盛り返せるかが焦点となる。

今日の展望

今日はアメリカが独立記念日のため株式・先物市場が休場となります。

日本225(円)

日銀短観などを材料に上昇

1日朝に4~6月期の日銀短観が発表され、景気の先行き見通しは大企業の製造業で予想より良かった。短観などを材料にして、1日の国内株式市場は堅調な動き。日経225平均は123円高の15,698円で寄り付き、その後も15,700円前後の高値圏で終始推移し、引けは107円高の15,682円だった。夕方以降の先物の時間は、日経225先物が多少売られて15,500円台に下がり先週を終えた。

WTI原油

掘削リグ稼働数増も原油高

米民間石油会社が、1日に週間石油掘削リグ稼働数を発表。前週比11基増の341基だった。この数字は原油にとって売り材料だったものの、同じく1日に発表された米6月ISM製造業景況指数は、予想51.3、結果53.2と良好。好調な米経済指標を受けNY原油には買いが入り、49ドル台まで上昇。石油掘削リグ稼働数増による売りも吸収した。

ブラジル 60

財務相の楽観発言で買われる

ブラジルのメイレレス財務相が、1日に「ブラジルの来年の成長を確信している」と発言。先週は堅調な動きが続いていたブラジルの株式市場はこの発言を材料に続伸し、ボベスパ指数が53,000近くに到達した。5月にルセフ大統領の弾劾手続きが決まって以来やや低迷していたブラジル株だが、ここに来て弾劾手続き決定前の水準まで戻ってきた。

約2年ぶりの20ドル

世界経済への懸念から金の上昇が続いているが、銀は英のEU離脱が決まってから急激な上昇が始まった。英国民投票前は17ドル付近にあったNY銀は、先週に急騰し20ドル台まで約20%も上昇。銀の20ドル乗せは2014年夏以来約2年ぶり。また同じ貴金属銘柄のプラチナも英EU離脱以来急上昇しており、100ドル上げて1,060ドル台で先週を終えた。

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