LINE
28
Jan

今日から米FOMC

user 著者 鳥羽賢

アメリカで今日からFOMCが開催される。

FOMCは政策金利据え置きが濃厚

今日から2日間の日程で、アメリカでFOMCが開催。日本時間の4日午前3時に、政策金利が発表される。アメリカは前回・3月のFOMCで利上げを発表したばかりであり、今回利上げが行われる可能性はかなり低いと見られている。ただ4日の早朝と言えば日本が5連休中であり、国内株式市場は4日も休場。何かあっても日本の投資家は動きが取りにくい点に要注意だ。

今日の展望

今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。

日本225(円)

環境改善を受けて続伸

連休の1週間が始まったが、国内外の相場環境の改善を受けて1日の国内株式市場は好調なスタート。寄り付きは42円安の19,154円だったものの、開始直後から上昇し前場には19,300円近くまで到達。後場になっても高値水準を維持し、終値は114円高の19,310円だった。夕方以降の先物の時間は、NY株式市場がさえなかったことなどからあまり大きな動きはなかった。

コーン

週末の悪天候で急騰

アメリカの穀倉地帯で、週末に大雨や雪などの悪天候が広がった。この天候を受けて今期の収穫に影響が出るとの懸念が拡大。先週末は350セント台で終了したシカゴ・コーンだが、1日になると急騰し2日朝までには370セント台まで上昇。同じ穀物銘柄の小麦も同様に悪天候を受けて急騰し、週末の410セント台から2日朝までに450セント台まで上昇した。

米政府が予算案で合意しリスク選好

アメリカ政府は4月末に暫定予算の期限が切れ、早急に次の予算案で民主・共和両党が合意しないと政府機関が閉鎖される懸念が出ていた。しかし週末になって、両党が9月末までの予算案で合意したとの報道が流れた。この報道や米ドル高などを受け、1日のNY金はリスク選好姿勢から売られる展開に。朝方は1,260ドル台だったが、2日朝までに1,250ドル台に下落した。

米ドル/円

米政府機関閉鎖回避で米ドル買い

すでに述べたように、アメリカでは民主・共和の両党が9月末までに予算案について週末に合意。政府機関の閉鎖危機は回避された。この合意を材料にして週明けは米ドル買いが進行し、朝方の111円台前半から夜には111円台後半に。夜に発表された米経済指標が低調で一時勢いが弱まったものの、2日朝にかけてまた米ドル買いが続いた。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう