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Dec

今日から米FOMCが開催

user 著者 鳥羽賢

アメリカでは今日から2日間のFOMCが開催される。

0.25%の利上げはほぼ織り込み済み

アメリカでは25日から2日間のFOMCが開催され、日本時間の27日午前3時に政策金利が発表される。アメリカは経済・株ともに好調で、今回は0.25%の利上げを行ない政策金利を2~2.25%とするのがほぼ確実と見られている。市場が利上げをほぼ確実と見ているため、利上げは織り込み済みで発表されても金融市場にはあまり影響はないと思われる。

今日の展望

今日は午後11時からアメリカの9月消費者信頼感指数が発表されます。

日本225(円)

円安を受けやや上昇

日本が振替休日で株式・先物市場が休場していた24日だが、シカゴやシンガポールの日経225先物は通常通り取引が行われた。朝方には23,600円台で始まった先物は、そのまま夜まであまり動きがないまま推移。夜以降、NY株式市場は米中貿易戦争懸念から下げたものの、円安が進行したことから上昇し25日朝までに23,700円台をつけた。

米ドル/トルコリラ

牧師解放の可能性でリラ大幅高

アメリカとトルコの関係悪化の原因となっているアメリカ人牧師が、解放される可能性が出てきた。これはアメリカのメディアが24日に報じたもの。24日朝方から午後まで1米ドル=6.3リラ台に留まっていた米ドル/トルコリラは、牧師解放の可能性が出てきたことから午後以降はリラ高が継続。夜には一時6リラまで迫ったが、6リラを超えることはできず6.1リラ台まで戻って25日朝まで推移。

WTI原油

産油国が増産見送りで続伸

23日にOPEC諸国とロシアなど非OPEC産油国が会合を開き、増産の可能性が話し合われた。しかし実際には増産は決定されず、トランプ大統領の原油価格引き下げ依頼にも応じなかった。この決定を受け週明け24日朝のNY原油は先週終値より高い71ドル台から始まり、その後も堅調な相場が継続。夜には7月前半以来となる72ドル台後半まで上昇した。

米ドル/円

米長期金利の上昇などから113円に近付く

日本が休日でアメリカの経済指標発表もなかった24日は、朝方から夜まで112円台半ばで小動き。しかし夜以降に米長期金利が上昇すると、それに併せて米ドルも上昇。25日朝には7月以来の113円に近付いた。25日には日米貿易協議が予定されており、この内容と結果次第では米ドル/円が大きく動くことも考えられる。

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