28・29日は日銀金融政策決定会合が行われる。
28日から日銀の金融政策決定会合が行われ、29日の正午頃に金融政策の発表が予定されている。現在は株価も安定しており追加緩和を打ち出す必要性は低く、政策金利・量的緩和ともに現状維持が予想されている。このような状況だが欧米では感染が急速に再拡大しており、また米追加景気対策の成立が見通せないことから27日のNY株式市場は前日のダウ650ドル安に続いて下落。ダウ工業平均は222ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後11時にカナダの政策金利が発表されます。
前日のNYダウは650ドル安と大幅下落したものの、日経225先物は大きく動じず23,400円台に留まった。そして始まった27日の東京株式市場では、日経225平均は118円安の23,376円で寄り付き。寄り付き直後に100円以上下落し23,200円台になったものの、すぐに寄り値付近まで反騰。その後は前場から後場にかけて23,400円台の推移が続き、終値はわずか8円安の23,486円とNYの大幅安にも関わらず東京市場は踏ん張った1日だった。
多くの地政学的リスクを抱えるトルコだが、最近は仏で教師が殺害されたことをきっかけに仏や他のEU諸国との関係悪化懸念も高まっている。悪材料がまた1つ増えたトルコリラは27日も下落。対米ドルでは午前中は1ドル=8.09リラ付近で推移していたが、午後以降リラ安が続き28日朝方までには8.2リラになった。対円でも同様にリラ安が続き、28日朝方までには1リラ=12円70銭台の最安値まで下落した。
世界経済に対する不透明さなどを背景として、国家の枠にとらわれない通貨であるビットコインを買う動きが広まっている。27日日中は137万円付近で推移していたレートは、夕方以降に上昇。140万円を突破しても上昇の勢いは止まらず、28日朝までに143万円をつけて2019年6月以来の高値となった。
NY原油は27日日中から夜まで38ドル台後半で横ばい。しかしアメリカにハリケーンから変化した熱帯低気圧の「ゼータ」が接近しているため、石油関連施設の一部が操業を停止。原油供給への影響が懸念され夜になって原油価格は上昇し、一時40ドルに近付いた。だがリビアで内戦が終結して原油の供給が改善する見通しが売り材料となり、その後は売られて28日朝までに38ドル台に戻ってきた。
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