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今日から日銀金融政策決定会合

user 著者 鳥羽賢

今日から2日間の日銀金融政策決定会合が行われる。

金融政策は据え置きが濃厚か

今日から2日間の予定で日銀が金融政策決定会合を開催。31日の正午頃には金融政策が発表される。10月になって株式市場が大幅に下げているものの、今回の会合では政策金利・量的緩和ともに現状維持を予想する声がほとんど。ただし日銀のETF購入金額が10月は過去最高になったというデータも出ており、日銀は株価下落を止めるために手を尽くしているようだ。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の第3四半期GDP速報値が発表されます。

日本225(円)

寄り付き直後に上昇もその後下げる

NY株式市場は先週金曜も下落。しかし為替がやや円安に動いたため、週明け月曜の国内株式市場は高寄りでスタート。日経225平均は139円高の21,323円で寄り付き、その直後に21,500円近くまで上昇した。だが国内外の株式市場・景気後退への懸念は消えず、その後は後場にかけて下げが継続。終値は35円安の21,149円と前日終値を下回った。夕方以降の先物はNY株の変動を受けて乱高下し、30日早朝には一時21,000円を割る場面も。

アマゾン

業績懸念消えず連日の大幅安

先週発表した7~9月期決算で売上高が予想を下回っていたため、26日にAmazon株は8%近く下げた。そして週明け29日になったが、業績懸念は消えずこの日も大幅続落だった。26日を1,642.81ドルで終えていた同社の株は、1,660ドルと前日終値より高くスタート。しかしその後は一貫して下落し、終了間際には9%下げ1,400ドル台をつけた。最後の15分で多少リバウンドしたものの、終値は6.3%安の1,538.88ドルと連日の下げとなった。

米ドル/円

中国に関する報道で円安進行

29日朝には111円台後半にあった米ドル/円は、夕方までその水準で横ばい。その後に「中国当局が自動車購入にかかる税金の引き下げを検討」と報じられたため、この報道を好感しリスク選好姿勢が拡大。NY株式市場が上昇するとともに円安も進行し112円台前半になった。30日未明には112円台前半で推移したものの、朝方にかけてもう一段上昇し112円台後半になった。

WTI原油

米ドル高を受け下落

すでに述べたように29日は米ドルが上昇したため、NY市場の原油は割高感が強まり、終日軟調だった。また週末にロシアのエネルギー相が「減産をする理由はない」と発言したことも、原油売りにつながった。朝には67ドル台後半にあった原油価格は、日中から夜を通して下がり30日未明には一時66ドル台前半に。だがその後は30日朝にかけてリバウンドを見せた。

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