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28
Jan

主要国の貿易収支が発表される1日

user 著者 鳥羽賢

8日は複数の国で貿易収支が発表される。

日中仏独の貿易収支発表

今週は比較的材料が少ない1週間となるが、8日には日本、中国、フランス、ドイツの貿易収支が発表される。ただ特に最近は貿易収支によって相場が動くことは少ないため、これらが金融市場を動かす材料になる可能性は低い。また貿易収支以外に重要な経済指標の発表は予定されていない。

今日の展望

今日は午前中に中国の7月貿易収支が発表されます。

日本225(円)

上昇し20,000円台を回復

先週金曜のNY株式市場が堅調だったことから、この日の国内株式市場は寄りからプラス圏で推移。日経225平均の寄りは107円高の20,059円で、その後も終始20,000円台に留まりつつ終値は103円高の20,055円だった。しかし場中の動きはあまりなく、材料難でこう着状態が続いている点は変わりない。夕方以降の先物もあまり動きがなかった。

WTI原油

UAEで産油国の会合が開催

今後の原油生産などを協議するために、7日から8日にかけてUAEで産油国の会合が行なわれている。この会合の結果を見極めようとする市場参加者もいたと思われるものの、リビアとナイジェリアの原油生産量が増加しているとの報道から7日のNY原油は一時48ドル台まで下落。しかしその後はリバウンドし、「いってこい」相場で8日朝には49ドル台を回復した。

米ドル/南アランド

ズマ大統領への不信任投票でランド高

南アフリカでは7日になって、ズマ大統領への不信任投票が非公開で8日に行なわれるという情報が流れた。7日の日中から夜は1米ドル=13.4ランド付近で横ばいだった米ドル/ランドだが、この報道を受けてランドが急騰し13.2ランド付近に。ランド/円も同様に7日朝の1ランド8.22円から8日未明には8.36円まで上昇した。

米ドル/円

FRB地区総裁の発言には反応薄

日本時間の8日未明に、FRBセントルイス連銀のブラード総裁が講演。その中で利上げの必要性はないという発言があった。またその後にミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も講演し、アメリカ経済が好調であるとの趣旨の発言があった。ただこれらの発言はある程度予想できた内容でもあり、米ドルはあまり反応せず。米ドル/円は7日朝には110円70~80銭で推移していたが、そのまま8日朝まであまり動かなかった。

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