7日朝にFRBパウエル議長の講演が行われた。
日本時間の7日朝にFRBのパウエル議長が講演を行った。最近は利上げの当面見送りを示唆する発言が複数回あった議長だが、この日の講演では特に金融政策について触れることはなかった。なお6日のNY株式市場は、ダウ工業平均が21ドル安と4営業日ぶりに下落して終了。ここ最近のリバウンド相場も一服した感がある。
今日の展望
今日は午後9時にイギリスの政策金利が発表されます。
前日のNY株式市場ではダウ工業平均が連日の3桁上昇を見せたにも関わらず、この日の東京市場は力強さに欠ける展開だった。日経225平均は84円高の20,928円で寄り付き、その後前場には21,000円に接近。しかし21,000円を超えることはできず、連日の21,000円トライ失敗となった。後場になると下落に転じ、終値は30円高の20,874円とかろうじてプラス圏を維持して終了した。
豪中銀のロウ総裁が6日朝に講演を行い、「政策金利見通しは均衡している」と発言。これは将来の利上げよりも現状維持を望んでいる発言であるため、最近やや高まっていた豪中銀の利上げ見通しが後退。朝方に79円60銭付近にあった豪ドル/円は、ロウ総裁の発言を受け78円台まで急落。その後もしばらく豪ドル売りは止まらず夕方には78円台前半になったが、夜以降は78円付近で横ばいのまま推移。
7日の午後9時に、英中銀が政策金利発表を予定している。今回は0.75%のまま据え置きが予想されており、利上げが行われる可能性はほとんどないと予想されている。ただし最近では米豪などが利上げスタンスを後退させており、英中銀も同様に声明で今後の利上げ見通しを後退させる可能性がある。6日のポンド/円は政策金利発表前の様子見であまり動かず、日中から夜まで142円台前半で小動きだった。
米エネルギー情報局(EIA)が6日に週間原油在庫を発表し、予想の前週比220万バレル増に対し、発表は130万バレル増と増加幅が予想以下だった。またガソリン在庫の方も、予想が前週比160万バレル増、結果が50万バレル増だった。6日朝方には53ドル台後半にあったNY原油は、日中下落し一時は52ドル台に。そして夜に米原油在庫が発表されると54ドル台まで急騰したが、そこから7日朝にかけて緩やかに反落した。
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