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28
Jan

トランプ大統領が新入国禁止令に署名へ

user 著者 鳥羽賢

トランプ大統領が6日にも新しい入国禁止令に署名する。

新入国禁止令でまた混乱拡大の恐れ

アメリカのトランプ大統領が、6日にも修正された新しい入国禁止令に署名する。修正令では、前回7ヶ国だった入国禁止の該当国を、イラクを除いた6ヶ国に削減。また前回はシリア難民を無期限で受け入れ停止する政策だったが、新しい大統領令では国籍に関係なく一律120日受け入れ停止とする。そしてアメリカのグリーンカードやビザの保有者は除外する。この大統領令によって、また混乱が拡大する恐れがある。

今日の展望

今日は午後0時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。

日本225(円)

円高を受けて続落

先週2日にはトランプ大統領の演説を受けて大幅高となった日経225平均だが、その後は下落が続いている。先週終了間際に為替がやや円高に傾いたため、6日の寄り付きは60円安の19,409円と朝から軟調な展開となった。その後も特に上昇は見られず、終値は90円安の19,379円だった。日経225平均は12月下旬に19,500円を回復したが、その後は20,000円まで上昇できない日々が2ヶ月半続いている。

WTI原油

上昇後IEAレポートで売り

50ドル台前半で3ヶ月ほどこう着状態が続いているNY原油。しかしイラクが今年後半に減産に加わる用意があると表明したことから、6日になって一時53ドル台半ばまで上昇。その後国際エネルギー機関(IEA)がレポートを公表し、今後6年間でOECD加盟国の石油需要が0.7%減少するという内容が掲載された。このレポートを材料として、原油は53ドル付近まで反落した。

米利上げ観測で下落が続く

最近のFRB関係者の発言などから、アメリカの3月利上げ観測が大きく高まっている。利上げ観測を受けて金利を生まない資産である金の価値は相対的に下落し、先週以来NY金は下落が続いている。6日朝には1,235ドル付近にあったNY金だが、6日も売りが続き7日朝までには1,225ドルまで下落した。

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