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28
Jan

スペインのバルセロナでテロが発生

user 著者 鳥羽賢

17日にスペインでテロが発生した。

テロの影響からNY株式市場は暴落

現地時間の17日午後、日本時間の17日夜中に、スペインのバルセロナで群衆に車が突っ込むテロ事件が発生。これまでに90人以上の死傷が伝えられている。この事件や米トランプ政権の混乱を受け、17日のNY株式市場はダウ工業平均が274ドルの暴落。為替市場でもリスク回避の円高・米ドル安が進行した。

今日の展望

今日は午後9時半にカナダの7月CPIが発表されます。

日本225(円)

横ばいだが先物が大幅安

アメリカではトランプ政権の混乱問題がくすぶっているが、この日の国内株式市場にとっては大きな材料にはならなかった。日経225平均は22円安の19,707円で寄り付き、その後も目立った動きがないまま19,700円付近で前場から後場まで推移。終値は寄りとほとんど同じ27円安の19,702円だった。しかし夕方以降の先物はスペインのテロ事件を受けたNY株安などを受け、18日朝までに19,400円台まで急落した。

米ドル/円

一時110円台回復も反落

17日朝方には109円台後半にあった米ドル/円だが、この日の日中から夜にかけて緩やかに円安になり110円台を回復。しかしその後は夜に発表された米経済指標がそれほど良くなかったことや、トランプ政権の混乱、そしてスペインのテロ事件などを受けて米ドル売りが膨らむ展開に。18日朝までには109円台半ばまで円高・米ドル安になった。

ユーロ/円

ECB議事要旨はユーロ高に懸念

ユーロ/円は17日午前から午後にかけて緩やかに円高・ユーロ安になり、朝方の129円台前半から夜には128円台後半に。この日の午後8時半にはECBが前回理事会の議事要旨を公表し、ユーロ高に対する懸念が表明されていた。この公表を受けてユーロ売りになったが一瞬で終わり、すぐに元の水準に。18日未明にはスペインのテロからくるユーロ売りで18日朝までに128円台前半まで下落した。

カナダドル/円

加製造業指標は低調

カナダの6月製造業出荷が17日の午後9時半に発表され、予想の前月比-1.0%に対し発表は-1.8%と低調な数字だった。この日のカナダドル/円は、日中から夜まで87円台前半で横ばい。だが製造業の指標が低調だったことや、スペインのテロを受けた全体的なリスク回避姿勢のために18日未明にはカナダドル安が進行。18日朝までに86円台前半になった。

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