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27
Jan

スイスとユーロ圏の政策金利が発表される

user 著者 鳥羽賢

13日にはスイスとユーロ圏の政策金利発表があった。

政策金利はどちらも据え置き

13日にはスイスとユーロ圏の中銀が政策金利を発表した。午後5時半にはスイスが発表し、-0.75%の据え置きとされた。また午後9時45分に発表されたユーロ圏の政策金利も、3つの金利が全て据え置かれた。そしてECBは以前から予告していた通り、今年末をもって量的緩和の終了を発表。ただし利上げは少なくとも来年夏までは行わないと述べた。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの11月小売売上高が発表されます。

日本225(円)

NY株高を受け続伸

前日は日経225平均が454円高と大幅上昇した東京市場だが、NY株式市場もダウ工業平均が157ドル高と上昇。この流れから13日も堅調な展開が続き、日経225平均は153円高の21,755円からスタート。その後も多少上下しつつ全体的には上に向かう展開で、後場には21,800円を突破。終値は214円高の21,816円だった。夕方以降の先物は、それ以上の上昇は見られず夜から14日朝にかけて緩やかながら下落した。

ユーロ/円

ドラギ総裁の会見で一時下げる

13日未明にイギリスでメイ首相の不信任投票が否決されたため、英EU離脱に関する不透明さが後退し、13日日中にはユーロが上昇して129円に。そして午後9時45分に発表された政策金利は、すでに述べたように据え置きだった。この発表にはレートは反応しなかったものの、午後10時半から行われたドラギ総裁の会見で総裁がユーロ圏経済の減速に言及したことから、一時数十銭下落。だが1~2時間後には元の水準に戻った。

WTI原油

50ドル近くから急反騰

米原油在庫が前日に発表され予想以上だったために、NY原油は13日朝までに51ドルまで下落。そのまま夜まで緩やかな下げが続き、一時は50ドル近くになった。しかしその後は下がり過ぎ感から反騰。さらに米民間調査会社が発表したオクラホマ州クッシングの原油在庫が82万バレル減少していたことも原油価格を押し上げ、14日未明には53ドルをつけたがその後は多少下落に転じた。

スイス/円

金利発表前後にやや上昇

スイスフラン/円は13日朝には114円20銭付近にあり、その水準で午後まで停滞。そして午後5時半には政策金利が発表され、-0.75%の据え置きだった。その直前に発表されたスイスの11月生産者輸入価格は予想より低い前月比-0.3%だったが、市場は反応せずに政策金利発表前後に114円40銭まで上昇した。その後夜にはドラギ総裁の会見前後に一時下落したのみだった。

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