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Nov

インフラ投資法案可決でNY株上昇

user 著者 鳥羽賢

8日のNY株式市場は先週の堅調な地合が継続した。

3指数が揃って最高値更新

先週末に米議会が1兆ドル規模のインフラ投資法案を可決したことを好感し、週明け8日のNY株式市場は先週の堅調な地合が継続。ダウ工業平均は104ドル高の36,432ドルで終了し、史上最高値を更新した。S&P500指数も続伸して最高値を更新すると同時に、史上初の4,700を突破。NASDAQ総合指数も小幅ながら最高値を更新し、11営業日連続上昇となった。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの10月卸売物価指数が発表されます。

日本225(円)

朝方の高値を維持できず

先週金曜のNYダウは良好な米雇用統計を好感して203ドル上昇して終了。そして週明けの東京市場開始前には日経225先物がまとまって買われたため、日経225平均も124円高の29,735円で寄り付いた。しかし寄り時点の高値を維持することはできず、午前10時頃までに29,500円台まで下落。その後は前場から後場にかけて29,500円台で推移。終値は104円安の29,507円だった。

ビットコイン

最高値付近まで上昇

来週に大型アップデート「Taproot」を控えたビットコインは、アプデを見据えた買いが増えている。週末6~7日は690~700万円付近で横ばいだったレートだが、8日朝方にまとまった買いが入り740万円に。8日日中はあまり動かなかったものの、9日早朝にまた上昇し10月20日につけた最高値の765万円に接近した。(注:チャートは米ドル表記です)

米ドル安を受けて上昇

ここ最近米長期金利が低下し米ドルも売られていることから、米ドルと反対に動くことが多い金は堅調な動きが続いている。週明け8日は1,815ドル付近からスタートしたNY金は、日中から夜にかけて緩やかな上昇が継続。9日朝までには1,825ドルをつけ、9月上旬以来約2ヶ月ぶりの高値水準となった。

テスラ

マスク氏保有株売却で下げる

テスラのイーロン・マスクCEOは、最近になってTwitter上で保有株の10%を売却することに対する賛否の採決を取った。週末に出た結果は賛成多数となったため、マスク氏保有分の10%売却が確定。この材料を嫌気し先週金曜を1,222.09ドルで終えていた同社の株は、8日のNY市場開始直後に一時7%以上下落。その後はやや切り返し、終値は4.8%安の1,162.94ドルだった。

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