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27
Jan

イギリスで首相の不信任投票が否決

user 著者 鳥羽賢

英首相の不信任投票は否決された。

EU離脱を巡る混乱で提起されるも否決

イギリスではEU離脱を巡って混乱が続いており、12日に与党がメイ首相の不信任投票を提起した。しかしこの投票は信任が過半数で終わり、メイ首相の続投が確定した。しかしメイ内閣が議会に提出している離脱協定案は承認が見通せず、EU離脱の将来が不透明であることには変わりない。

今日の展望

今日は午後5時半にスイスの政策金利が発表されます。午後9時45分にユーロ圏の政策金利が発表されます。

日本225(円)

円安進行で大幅高

前日のNY株式市場は小幅安だったものの、為替市場で円安が進行したことからこの日の東京株式市場は全面高となった。日経225平均は200円高の21,348円で寄り付き、直後に21,500円付近まで上昇。その後も前場から後場にかけて多くの買いが入り、後場には21,600円を突破。終値は454円安の21,602円だった。夕方以降の先物も堅調で、13日朝まで21,600円台を中心に推移した。

WTI原油

米原油在庫発表後に下落

米エネルギー情報局(EIA)が12日に週間原油在庫を発表し、予想の前週比270万バレル減に対し、発表は120万バレル減と減少幅が予想以下だった。またガソリン在庫の方は、予想が前週比170万バレル増、結果が210万バレル増だった。12日朝方に52ドル台前半にあったNY原油は、夜までに52ドル台半ばに上昇。しかし米原油・ガソリン在庫が予想以上だったために、発表後は売られ13日早朝には51ドル近くまで下落した。

ポンド/円

メイ首相信任でポンド高

英与党でメイ首相に対する不信任投票が提起されるとの見通しから、前日はポンドが下落。しかし12日になって、与党の議員が次々にメイ首相への支持を表明。夕方頃まで141円台後半にあったポンド/円は、与党議員の支持を受けて夕方以降上昇した。そして日本時間の13日未明に不信任投票が行われ、予想通りメイ首相の信任が決まった。メイ首相が信任されたためにポンドは143円台まで上昇した。

ユーロ/円

イタリア財政問題に改善の兆し

イタリアが来年度の予算でEUの財政規律に従わないことで問題になっていたものの、12日になってイタリア政府が来年度予算の財政赤字を多少ながら削減すると表明。これによってイタリア問題に改善の兆しが見えた。12日朝には128円台前半にあったユーロ/円は、夕方に発表されたユーロ圏の10月鉱工業生産が良好だったこともあり終日緩やかに上昇。13日には129円に近付いた。

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