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28
Jan

イギリスが議会の解散総選挙を発表

user 著者 鳥羽賢

イギリスが議会を解散し6月に総選挙と発表。

英解散総選挙の報道でポンドは高騰

EU離脱をすでに正式に通告しているイギリスで、メイ首相が議会を解散し6月に総選挙を行うと18日に発表。EU離脱について国民に信を問う目的があると述べた。ただこの報道によってイギリスのEU離脱はむしろスムーズに進むとの楽観的見方が市場に広がり、発表後にポンドが高騰した。

今日の展望

今日は午後6時にユーロ圏の3月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

北朝鮮リスクを嫌気し下落

前日にはNY株式市場は大幅反騰したことから、18日の国内株式市場は高寄り。日経225平均は142円高の18,497円で寄り付いて始まった。その後一瞬だけ18,500円を回復する場面もあったものの、くすぶる北朝鮮リスクなどを嫌気して場中には下落。一時は前日終値を下回るかに思える場面もあったが、終了までにややリバウンドして終値は63円高の18,418円だった。

ポンド/円

メイ首相の発表で2円以上高騰

すでに述べたように、18日の日本時間夜7時頃、イギリスのメイ終了が議会を解散し6月に総選挙を実施すると発表した。夕方頃に137円付近にあったポンド/円は、メイ首相の発表前に発表内容に対する憶測から一旦136円台前半まで下落。しかし発表があるとEU離脱がかえってスムーズに進むとの安心感が広がり、19日朝にかけて高騰し19日未明は139円台でずっと推移。

大豆

カナダの作付面積拡大で下落

18日になってカナダが今期の大豆の作付面積を、過去2番目の規模まで拡大させるという報道が流れた。また前日にはアメリカの3月大豆圧砕高が発表されたが、市場予想を下回っていた。これらの材料から18日のシカゴ大豆 は売られ、朝方の950セント付近から夜には一時930セント台まで下落。しかし19日朝にかけてやや反騰した。

米ドル/トルコリラ

前日のリラ安から反転

トルコでは16日に大統領権限を拡大するための憲法改正を問う国民投票が行われ、改憲派が51.5%で勝利した。この結果から17日には米ドル/トルコリラが1米ドル=3.71リラまで上昇(リラ下落)。しかし18日になると国民投票の影響も一服し、レートは反落(リラは反騰)して19日朝までに1米ドル=3.65リラ台をつけた。

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