11日未明にFRBのイエレン議長が講演を行った。
日本時間で11日午前5時頃から、FRBのイエレン議長がミシガン大学で講演。その中でアメリカ経済については、「米国の生産性の伸びは非常に低い」と厳しい見方を示した。そして今後の金融政策について、「健全な成長を維持するため、FRBは緩やかな利上げを計画している」と発言。今後の利上げペースが緩やかであることを示唆した。
今日は午後5時半にイギリスの3月CPIが発表されます。
先週金曜夜以降に為替市場で円安・米ドル高が進行し111円台になったことを受け、週明け10日の日経225平均 は136円高の18,800円と高く寄り付いてスタート。しかしその後場中になると、為替が緩やかな円高になったことや北朝鮮情勢の緊張などを受けてさえない展開に。特に方向感がないまま後場までもつれこみ、終値は133円高の18,797円だった。夕方以降になっても先物は軟調な動きが続き、11日朝までに18,700円付近に下落。
リビアにある油田は、3月後半に武装勢力の襲撃を受けて操業を停止。それが先週になってようやく再開したため、先週には一時原油が下落していた。だが今週になって、またも武装勢力によってリビア油田の操業が停止に追い込まれたとの情報が入った。この報道やシリア情勢の緊迫化を受け、10日のNY原油は上昇し11日朝までに53ドル付近をつけた。
産油国であるロシアのルーブルは、原油に比例して動くことが多い。昨年の減産合意以来原油が50ドル台で安定していたため、ルーブルは上昇が続き先週には2015年半ば以来の1米ドル=55ルーブル台を回復。しかしここ数日は原油が上昇しているものの、アメリカとロシアの関係がシリアを巡って悪化していることからルーブル売りの方が目立ち、10日には57ルーブル台に下落した。
豪2月住宅ローン件数が10日の午前10時半に発表され、予想の前月比±0%に対し、発表は-0.5%という結果だった。発表前は83円50銭付近にあった豪ドル/円は、この発表を受けて数十銭下落。またその後もこの日の円高トレンドのため円高・豪ドル安が続き、夜から11日未明になっても止まらず11日朝には83円付近まで下落した。
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