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28
Jan

アメリカで政権不安高まる

user 著者 鳥羽賢

米トランプ政権に対する不安が高まっている。

医療関連法案が失敗に終わる

米トランプ政権がオバマ政権時代の制度に替わるものとして成立を目指していた医療関連法案だが、18日までに与党・共和党から造反者が4人出ることが明らかになった。そのため法案成立が困難になり、トランプ大統領は大幅な見直しを余儀なくされている。目玉法案と見られていた医療関連法案が挫折したことで、トランプ政権そのものに関する不安が高まっている。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの6月住宅着工件数が発表されます。

日本225(円)

先物が一時19,800円台に

為替市場で円高傾向が続いていることなどから、連休明け18日の国内株式市場は安くスタート。日経225平均 の寄り付きは44円安の20,074円だった。寄り後前場には売りが続き、20,000円を割って19,900円台で推移。その後後場にかけて多少リバウンドしたが戻りのエネルギーは大きくなく、終値は119円安の19,999円だった。夕方以降の先物は円高とNY株安から一時19,800円台をつけた。

米ドル/円

米政権不安から111円台

最近の円高・米ドル安傾向が、この日になっても継続。またトランプ政権不安や米債の利回り低下が、18日の米ドル売りをさらに後押しした。朝方に112円台前半にあった米ドル/円だが、夕方から夜にかけて下落し夜には約2週間ぶりに111円台をつけた。だがその後は多少リバウンドし、19日朝まで112円付近に留まっていた。

NZドル/円

CPIによる売りは一時的に終わる

18日の午前7時45分にNZの4~6月期CPIが発表され、予想の前期比+0.2%に対し、発表は±0%だった。この発表のためにNZドル/円は82円台前半から50銭ほど下落して81円台後半に。しかしこのNZドル売りは一時的なものに終わり、数時間後には発表前の水準までリバウンドしていた。

豪ドル/円

豪中銀議事要旨公表後に豪ドル急騰

豪中銀が18日の午前10時半に前回金融政策会合の議事要旨を公表。その中では豪ドル高に対するけん制発言もあったものの、最近の雇用の堅調さを強調する文言も含まれていた。議事要旨に強気な表現があったことから、公表後に豪ドルが上昇。公表前には87円台半ばにあった豪ドル/円は、公表後に急騰し夕方には89円に到達。その後はやや落ち着き88円台後半で19日朝まで推移した。

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