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28
Jan

アメリカが祝日のため閑散市場

user 著者 鳥羽賢

20日はアメリカが祝日だったため、金融市場は閑散市場だった。

特に材料のない1日のまま終了

20日はアメリカがワシントン大統領の日、またカナダもファミリー・デーで祝日であり、株式市場が休場していた。そしてアメリカは経済指標の発表もなかったため、全体的に材料難な1日のまま終了。特に為替の米ドル/円は珍しいほど動きのない24時間を経験し、21日朝を迎えた。

今日の展望

今日は夕方にユーロ圏と圏内各国の2月製造業・サービス業PMIが発表されます。

日本225(円)

安寄り後切り返してプラス引け

先週金曜には為替で円高・米ドル安が進行し112円台に沈んだことから、20日の日経225平均は73円安の19,161円と安く寄り付き。しかしその後は先週後半の下げからの反動が出て、買い戻しの動きが主体になった。後場になると前日終値をも上回り、終値は17円高の19,251円とプラス引け。夕方以降の先物の時間はNY株式市場やCME日経225先物の取引がなかったため、19,200円台前半で横ばい。

ブレント原油

減産進展で上昇

NY先物市場のWTI原油は取引が行われなかった20日だが、ロンドン市場のブレント原油は通常通りの取引だった。昨年11月に産油国が合意した減産は、1月に実施されたがここまでおおむね順調に行われている。減産の進展を材料にして20日の原油はやや上昇し、ブレント原油は56ドル台に上昇。先週金曜に発表された米国内の石油掘削リグ稼働数はまたも増加していたが、原油価格を押し下げるほどの材料ではなかった。

米ドル/円

午後以降はほとんど動きなく

アメリカが祝日で株式・先物市場が休場していたため、20日の米ドル/円は極めて動きの少ないままだった。先週の終値とほぼ同じ112円台後半で始まった後、午前中には多少上昇し113円台前半に。しかしその後は午後から21日朝まで、113円10銭付近でほとんど動かないままこの日を終えた。

ブラジル 60

約5年ぶりの70,000に近付く

ブラジルの株式市場は今年になってから上昇が続いているが、その背景にはテメル政権が進めている年金改革への期待などがあると見られている。主要指数のボベスパ指数は20日も1%ほど上昇し、69,000付近をつけ約5年ぶりの70,000達成が見えてきた。ただし通貨レアルは下げており、レアル安が株式市場を押し上げている感もある。

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