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Jan

アベノミクスの連騰記録更新なるか

user 著者 鳥羽賢

日経225平均は19日に13連騰を目指す。

NY株高や円安から記録更新の可能性大

10月2日から日経225平均の連続上昇が続き、18日で12連騰となった。これは2015年につけた安倍政権時代の連続記録に並ぶ。そして19日も上昇すると13連騰となり、安倍政権時代の新記録となる。18日のNY株式市場ではダウ工業平均が大幅高となり、また円安も進行して19日朝までに113円付近になったために記録更新の可能性は高い。

今日の展望

今日は午後11時に中国の第3四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

わずかに上昇し12連騰

前日のNY株式市場が上昇したとは言え、連騰が続いてきたためにこの日の国内株式市場はやや停滞相場となった。日経225平均の寄り付きは38円高の21,374円で直後に21,400円近くまで上昇。しかしその後は前日終値付近まで下がり、そのまま後場まで横ばいだった。だが午後2時過ぎになるとまとまった買いが入り、終値は27円高の21,363円と連続上昇を12日に伸ばした。

米ドル/円

米長期金利上昇で米ドル高

米ドル/円は前日には大きな動きはなく、112円台前半でほぼ横ばい。18日もその水準からスタートした。しかし午後以降になって、アメリカの長期金利が2.3%を超えて上昇してきたことから米ドルも上昇。午後9時半には米9月住宅着工件数が発表され低調な数字だったが、ハリケーンの影響による一時的な下げと見られた。そのため米ドルは下がらず、19日未明には113円付近で推移。

利上げ観測や米ドル高から続落

最近の米経済指標の堅調さから、FRBの12月利上げは既定路線となってきている。そのために金利を生まない資産である金の相対的価値は下落。またこの日は米ドルが日中から夜にかけて上昇したことも、米ドルと反対に動くことが多い金売りにつながった。結局18日朝方には1,280ドル台後半にあったNY金 は、午前から夜にかけて継続的に下がり夜には1,270ドル台をつけた。

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