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28
Jan

お盆休みの週が開始

user 著者 鳥羽賢

今週は日本がお盆休みの期間に入る週となる。

材料難もあって閑散市場か

今週後半から日本ではお盆休みになる。先週はアメリカの7月雇用統計や、イギリス・オーストラリアの政策金利などいろいろな材料があったものの、今週はニュージーランドの政策金利以外目立った材料はない。全体的に閑散市場になることが予想されるが、北朝鮮関連などで突発的な材料が出て大きく動く可能性も考えられる。

今日の展望

今日は午後4時15分にスイスの7月CPIが発表されます。

日本225(円)

円高のため20,000円割れで推移

為替市場では米トランプ政権への不安などから米ドルの弱含みが続いていることもあり、この日の日経225平均は軟調な展開。前日は20,000円を超えて終わったものの、4日は80円安の19,949円と20,000円割れでスタートした。その後は特に材料がなく動きのない相場が続き、引けまで19,900円台で小幅推移し終値は19,952円だった。しかし夜に米雇用統計が発表され好調な数字が出ると、円安とともに日経225先物も上昇した。

米ドル/円

雇用統計発表後1円ほど急騰

すでに述べたように4日の午後9時半には米7月雇用統計が発表。予想の前月比18万人増に対し、発表は20万9000人増と好調な数字だった。それまで数日間米ドルは軟調な動きが続き、4日も朝から夜にかけて110円付近で横ばいだった。しかし雇用統計が発表されると1円近く急騰し111円に迫ったが、5日未明には20~30銭後退して先週を終えた。

WTI原油

米景気の堅調さから上昇

NY原油は3日にOPECの供給量が増加するだろうという観測の下、48ドル台まで下落していた。その後4日になっても48ドル台での推移が続いていたものの、米雇用統計の数字が好調だったことから米景気に対する楽観的な見方が拡大。そのため原油需要も今後増大するという見通しが高まり、NY原油は49ドル台半ばまで上昇した。

カナダドル/円

加雇用統計への反応は限定的

アメリカの雇用統計と同時に、4日夜にはカナダの7月雇用統計も発表。雇用者数は予想の前月比1万人増に対し、発表は1万900人増とわずかに上回った。また7月失業率は予想6.5%、結果6.3%とこちらも好調だった。4日の朝方から夜にかけて87円台半ばで推移していたカナダドル/円は、発表直後に88円近くまで急騰。しかし上昇は一時的ですぐに元の水準に戻る限定的な反応だった。

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