28日の夜から29日未明にかけて利益確定が広がった。
11月9日の米大統領選におけるトランプ候補の当選以来、アメリカの経済政策に期待して「トランプ相場」の円安・株高が続いていた。しかし28日になると、年末の利益確定売りもあってその反動で一気に円高・株安が進行。NY株式市場のダウ工業平均は100ドル超の下げとなり、為替では29日朝に米ドル/円が116円台をつけた。
今日は午後10時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。
今週に入ってから金融市場では材料難の閑散相場が続いており、国内株式市場は閑散相場3日目となった。ただ話題としては東芝が数千億円規模の巨額損失を出す可能性があると発表し、東芝株がストップ安をつけたことがある。日経225平均は前日比11円安の19,392円から始まり、終日その水準で横ばい。終値はわずか2円安の19,401円だった。夕方以降の先物時間は、すでに述べたような利益確定の動きで先物がやや下落した。
OPEC加盟国や非加盟国が合意した減産が、1月から実施予定になっている。実施まで数日と迫った今週の原油相場は、減産期待から続伸。またベネズエラが1月から日量95,000バレルの減産実施を表明したことも、減産の件で安心感を与えた。結局28日のNY原油 は上昇し54ドル台をつけた。
この日発表されたアメリカの11月住宅販売保留指数は、予想の前月比+0.5%に対し発表は-2.5%と低調だった。28日日中から夜にかけては117円台半ばから後半で推移していたものの、この経済指標や利益確定売りなどから29日未明になって円買い・米ドル売りが進行。29日朝には116円台まで下落した。
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