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28
Jan

2016年最後のFOMCが開始へ

user 著者 鳥羽賢

今日から今年最後のFOMCが開催される。

利上げ確率は極めて高い

今日から2日間、2016年最後の米FOMCが開催される。そして日本時間の15日午前4時には、政策金利が発表される予定となっている。今回は0.25%の利上げが予想されており、実行されるとアメリカの政策金利は0.5~0.75%となる。アメリカを初め世界各国の株式市場はトランプ当選以来堅調な相場が続いており、利上げが実施される確率は極めて高いと見られている。

今日の展望

今日から米FOMCが開催されます。

日本225(円)

19,000円台で続伸

トランプ当選以来の円安・国内株高は、今週になっても止まる気配がない。先週金曜の引け前に一瞬だけ19,000円を回復した日経225平均だが、今週になると寄り付きから19,000円を大きく上回る19,183円でスタート。その後は前場にやや上昇し、後場になるとやや下落したものの、終始19,000円台で終値は159円高の19,155円だった。夕方以降の先物の時間も、19,100円台を中心に堅調に推移。

米ドル/円

116円到達後に利益確定売り

先週金曜には2月以来の115円をつけた米ドル/円だが、今週になっても米ドル高の勢いは継続。12日朝は115円台前半でスタートした後、午後になって米ドル買いが入り夕方には一時116円をつけた。しかし116円をつけると達成感などから利益確定売りの方が多くなり、その後は夜から13日未明にかけて米ドル売りが中心。13日朝には一時114円台まで後退した。

WTI原油

非OPEC諸国が減産で合意

OPEC総会が11月30日に開催され参加国が日量120万バレルの減産で合意。その後原油価格は上昇基調だった。そして週末になると非OPECの産油国がウィーンで会合を開き、こちらも約56万バレルの減産で合意した。この減産合意を受けて週明けのNY原油は54ドル台まで急騰したが、その後は上昇せずに13日未明には52ドル台まで反落した。

米ドル/トルコリラ

トルコのGDPがマイナス転落

先週末に最大都市のイスタンブールでテロ事件があるなどマイナス材料含みで始まった今週のトルコリラだが、12日の午後4時にはトルコの第3四半期GDPが発表。今期は予想の前年同期比0.3%増に対し結果は1.8%減で、前期の3.0%増よりも大幅に悪化した。この統計を受けて米ドル/トルコリラは一時1米ドル=3.54リラを突破したが、その後はリラ反騰になり13日朝には3.47台を回復。

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