Jan

2015年度最後の週がスタート

今週は2015年度最後の週となる。

今週のメインイベントは米雇用統計

2015年度最後となる週が28日から始まり、4月1日金曜から2016年度が始まる。今週の主なイベントは、4月1日に発表される米3月雇用統計になる。また30日水曜には、それに先だって民間による3月ADP雇用統計も発表される。今回の雇用統計は4月末のFOMCで利上げが行われるかどうかを判断する重要な材料となるだけに、注目度は高い。

今日の展望

30日の日本時間午前1時20分から米FRBのイエレン議長が講演を行います。

米ドル/円

午前中に円安進行

欧米の主要国がグッドフライデーで休日だったため、先週金曜25日の夜から26日未明にかけては為替市場でもあまり動きがなかった。113円付近で先週を終えた米ドル/円は、週明け28日には午前中に円安・米ドル高が進行。正午頃には113円台前半まで上昇した。しかしその後は伸び悩み、113円台半ばで夜まで推移。午後9時半に発表された米2月個人消費支出がやや悪かったため、発表後は113円台前半まで円高になった。

金

米ドル高にも関わらず上昇

金は米ドルとは反対に動くことが多いと言われるが、28日にはその法則は当てはまらなかった。米ドルが上昇したにも関わらず、28日のNY金は上昇。朝方の1,210ドル付近から、29日未明までには1,220ドル付近まで買われた。先週はかなり下げたため、その反動が出たと思われる。