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28
Jan

16日はアメリカがキング牧師の日で休場

user 著者 鳥羽賢

16日はアメリカが休場となる。

今週は米大統領就任式がメインイベントか

比較的重要な発表が少なかった先週が終わり、新しい週が始まる。今週は16日月曜がアメリカはキング牧師の日で休場となる。そして20日金曜には、いよいよアメリカのトランプ大統領が正式に就任式を迎える。また週後半にはカナダやユーロ圏の政策金利発表も控えており、先週に比べて材料がかなり増える週となるだろう。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の11月貿易収支が発表されます。

日本225(円)

前日の下げからリバウンド

前日の12日はトランプ新大統領の会見を受けて230円安と大幅安となった日経225平均だが、13日になるとリバウンド。前日比40円高の19,174円で寄り付いた後、前場から後場にかけて一貫して上昇し終値は153円高の19,287円だった。その後夜になると午後10時半頃に米経済指標がまとめて発表された後米ドル高になったことを受け、日経225先物が一時19,300円台まで上昇。

米ドル/円

米経済指標発表後に一時的に上昇

トランプ新大統領の就任式を翌週に控えた米ドルは、13日の日中は材料難な状態。米ドル/円は114円台後半を中心に動きが少なかった。そして午後10時半前後に米経済指標がまとめて発表。12月のPPIコア指数がわずかに予想を上回るなど、米ドル買い材料と思われる内容だった。指標発表後に米ドルが買われ一時115円40銭まで上昇したものの、上げは続かず14日朝までには発表前の水準に戻って先週を終えた。

ポンド/円

英EU離脱報道で週明け下げスタート

週末にイギリスで、EU離脱に関して単一市場に残ることは難しいとの報道が流れた。この報道を受けてEU離脱からの経済への懸念が高まり、ポンドが急落スタート。先週終値は139円台後半だったものの、16日朝に一時137円と3円近く下げた。イギリスでは先週末にもメイ首相が「単一市場へのアクセスを失ってもEU離脱を優先する」旨の発言をしており、週明けにポンドが下落。これで2週連続同様の動きでスタートとなった。

米ドル/トルコリラ

トルコ中銀による金利誘導の効果でリラ高

年明けになってからトルコリラの暴落が続き、12日日中には一時1米ドル=3.92リラまで下がり2005年のデノミ以来の最安値更新を続けていた。しかしその後トルコ中銀が短期金利を政策によって高く誘導した模様で、その後12日から13日にかけては反動もありリラが上昇。13日には1米ドル=3.72リラまで反発し、リラ暴落は一旦食い止めることができた。

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