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Jan

15日未明に米政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

日本時間の15日午前4時に米政策金利が発表される。

FOMCの利上げ確率は約95%

13日からアメリカで今年最後となるFOMCが開始された。今回も利上げがあるかどうかが焦点となっているが、金利先物によると利上げの確率は約95%と極めて高くなっている。株式市場が堅調であることを考えると妥当な数字と言える。FOMCは、2日間の日程を終えて日本時間の15日午前4時に政策金利を発表する。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの11月小売売上高が発表されます。15日の午前4時にFOMCが政策金利を発表します。

日本225(円)

19,000円台で続伸

今週になって今年初となる19,000円台での動きが見られる日経225平均は、火曜になっても続伸。寄り付きは前日比25円安の19,120円とやや低かったものの、その後はゆるやかに上昇し引けまでに19,200円台を回復。終値は95円高の19,250円だった。夕方以降の先物の時間になると、欧米株高などを受けて日経225先物が少しだけ上昇した。

米ドル/円

FOMC前の様子見で横ばい

すでに述べたように、13~14日には今年最後のFOMCが開催される。FOMC直前となった13日の米ドル/円は、様子見ムードが強くあまり動きがなかった。またこの日は特に重要な米経済指標が発表されなかったこともあり、結局13日午後から14日朝まで終日115円台前半で小動きだった。

WTI原油

非OPEC国減産の影響は続かず

週末には非OPECの産油国が日量約56万バレルの減産で合意。それを受け、週明けの先物市場では原油が一時54ドル台に上昇。しかし13日になると、上昇の勢いは衰えた。この日は国際エネルギー機関(IEA)が石油市場月報を公表し、来年前半に世界の原油市場における供給過剰が解消されるとの見通しが示された。この見通しにも関わらず原油は上昇せず、52ドル台に留まった。

ウニクレディト

経営再建案発表で16%暴騰

経営難にあえぐイタリアの最大手銀行・ウニクレディトが、13日に大規模な増資とリストラを軸とする経営再建案を発表。前日終値は2.42だった同社の株は、この発表以降暴騰した。結局この日は16%の大幅上昇を見せ、終値は2.81だった。この値は6月以来約6ヶ月ぶりの高値水準。

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