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28
Jan

金曜も株式市場は堅調

user 著者 鳥羽賢

9日は日米を初め各国の株式市場が堅調だった。

アメリカダウは5日連続史上最高値を更新

11月9日のトランプ当選以来ずっと続いている「トランプ相場」が、先週になっても止まらなかった。9日にはNY株式市場は続伸し、ダウ工業平均は5日連続で史上最高値を更新。史上初の20,000ドル超えが視野に入ってきた。そして他の主要指数であるS&P500指数とNASDAQ総合指数も最高値を更新。日本なども堅調で世界的な株高の日だった。

今日の展望

今日は特に重要な経済指標の発表はありません。

日本225(円)

今年初の19,000円突破

前日にはECBが量的緩和の縮小と期間延長を発表し、それ以降円安が進行。円安の進行を受けて9日の国内株式市場は続伸し、日経225平均は74円高の18,839円で寄り付き。場中になっても前場から後場にかけて上昇し、後場には今年初となる19,000円を突破。しかし終値は18,000円台に後退し、231円高の18,996円だった。夕方以降の先物の時間も円安の動きとともに日経225先物が上昇し19,100円台まで上昇した。

米ドル/円

円安続き115円台に乗せる

先週前半は114円付近で停滞していた米ドル/円だが、8日にECBが量的緩和の縮小と期間延長を発表してから円安基調が再開。9日日中は114円台前半で推移した。夜になるとさらに円売り・米ドル買いが広がり、午後9時頃にはついに2月以来10ヶ月ぶりとなる115円台に。そのまま115円台で先週を終えた。

WTI原油

週末に非OPEC国も減産で合意

OPECの総会が先月末に開かれ、OPEC加盟諸国が日量120万バレルの減産で合意。原油は合意後上昇基調が続いている。そして10日になると非OPEC国も含めた産油国の会合が行われ、日量約56万バレルの減産で合意。9日は51ドル付近で推移していたNY原油だが、減産合意を受けて週明けは一気に54ドルまで上昇した。

米ドル高を受けて安値更新

米ドルが金曜に上昇したことを受け、米ドルと反対に動くことが多いNY金は下落。日中は1,170ドル付近で推移していたが、夜以降に米ドル高が加速すると金は下落を開始。10日朝までには1,150ドル台に下がり、2月以来の安値となった。同じ貴金属銘柄の銀は午後9時頃に乱高下をした後やや値を崩し、10日朝には16.8ドルをつけた。

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