28
Jan
米11月雇用統計は18万人予想
著者 鳥羽賢
2日発表の米11月雇用統計は18万人増が予想されている。
12月の米利上げを判断する最後の材料
今晩10時半に、アメリカの11月雇用統計が発表。今回は前月比18万人増が予想されている。今月13～14日には今年最後のFOMCが開催され、今日の雇用統計はFOMCで利上げがあるかどうかを判断する最後の材料になると思われる。水曜に発表された11月ADP雇用統計は21万6000人増と予想を上回る良好な数字だったため、雇用統計も悪い数字になる可能性は低い。
今日の展望
今日は午後10時半にアメリカの11月雇用統計が発表されます。
日本225（円）
年末に今年の最高値を更新
株式市場開始前に円安が進行し米ドル/円が114円台をつけたことから、1日は寄り付きから堅調。日経225平均は227円高の18,535円でスタートし、前場には18,700円台まで上昇した。後場には利益確定売りが出て下げたものの、終値は205円高の18,513円と高値をキープ。終値ベースにおける今年のこれまでの高値は大発会につけた18,450円だったものの、年末になってようやくそれを更新できた。
WTI原油
ロシアが減産に協調で51ドル台
30日に開催されたOPEC総会では加盟国が減産で合意し、その後原油が高騰。そして1日になると、今度はロシアも減産に協力する意見を表明した。有力な産油国であるロシアが減産に協力する姿勢を見せたことから、NY原油はさらに買われ約1ヶ月ぶりに51ドル台まで上昇した。
ブラジル 60
政局混乱のために4％安
ブラジルでは国営石油公社・ペトロブラスの汚職問題に関し、判事など司法関係者も同様に処罰する法案を議会に提出している。しかしこの法案を巡って反対者も増えるなど、政局に混乱が広がっている。政局の混乱を受けて1日のブラジル株式市場は下落し、主要指数のボベスパ指数が前日比4％近く安い59,506で終了した。
天然ガス
気温低下予想と在庫大幅減で今年最高値
アメリカで1日になって発表された天気予報では、今後数週間で気温が低下するとの見通しが示された。またこの日発表された米天然ガス在庫は、前週比500億立方フィート減と大幅な在庫減だった。気温の低下と在庫減という2つの大きな材料が出たことからNY天然ガスは高騰し、350セントを突破して今年の最高値を更新した。
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