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May

米大統領が29日に会見を開催

user 著者 鳥羽賢

トランプ大統領が29日に会見を開くと発表した。

会見の内容は中国に関する発表

トランプ大統領が、29日に中国に関して記者会見を開くと発表した。中国では全人代で香港に対する締め付けを強化する法案が審議されていたが、28日になってついに成立。トランプ大統領はこの法案に対して以前から懸念を示しており、成立した際には「非常に強力な措置」で対抗すると述べていた。29日の会見は中国に対して何らかの措置を発表するためと思われ、会見の発表があったNY株式市場終盤は大きく下落した。

今日の展望
今日は午後9時半にカナダの第1四半期GDPが発表されます。同時刻にアメリカの4月個人消費支出が発表されます。

日本225(円)

先物が22,000円回復

前日のNYダウは553ドル高と連日の大幅上昇を見せ、その流れから28日の東京株式市場も堅調だった。日経225平均は193円高の21,612円で寄り付いてスタート。前場には一旦21,900円まで上昇し、後場開始直後には21,600円付近まで反落。しかしその後はまた上昇し、終値は479円高の21,899円だった。夕方以降の先物は一段と上昇し一時22,000円を回復したが、29日未明のトランプ大統領の会見発表でやや下落した。

WTI原油

前日の下落からリバウンド

27日から28日朝にかけて31ドル台まで下落してきたNY原油は、28日日中は31ドル台に留まった。そして夜になると米エネルギー情報局(EIA)が週間原油在庫を発表し、予想の前週比190万バレル減に対し発表は790万バレル増だった。原油在庫は増加していたが、ガソリン在庫が前週比70万バレル減少したことや産油国による追加減産期待を背景に夕方以降はリバウンド。29日未明には一時34ドル台をつけた。

ユーロ/円

ユーロ上昇し119円台

ユーロ/円は28日日中には大きな動きがなく、118円台後半で推移。午後9時にはドイツの5月CPIが発表され、予想通りの前年同月比+0.6%だった。経済指標は予想通りだったものの、好調な株式市場や前日報道されたEUの復興補助金計画などを材料にして夜以降はユーロが上昇。29日未明には119円を越える水準で推移。

米ドル/円

米経済指標は軒並み低調

最近は動きが極めて小さくなっている米ドル/円は、28日も日中は107円70~90銭の小幅なレンジで推移。そして午後9時半には米第1四半期GDP改定値が発表され、速報値時点より0.2ポイント悪化し前期比年率-5.0%だった。また同時に発表された4月耐久財受注は、予想の前月比19.0%減に対し発表は17.2%減だった。これらの経済指標発表後多少は下げたものの、今回も大きな動きにはならず29日朝まで107円台後半に留まった。

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