4日日曜に欧州で重要な投票2件が実施された。
4日には欧州で重要な投票2件が実施された。その1つ・オーストリアの大統領選決選投票は、極右候補を抑えてリベラル系候補の勝利が確実な情勢。極右大統領の誕生とはならなかった。またイタリアの憲法改正を問う国民投票は、反対票が58%前後となり反対多数で否決される見通し。これでイタリアはこの後の解散総選挙が濃厚となった。5日朝にはこの結果を受けて円高・ユーロ安になった。
今日は午後12時にアメリカの11月ISM非製造業PMIが発表されます。
前日には18,700円台まで上昇し終値でも今年の最高値を更新した日経225平均だが、2日になると前日の反動から軟調な展開。前日比78円安の18,435円で寄り付いた日経225平均は、前場から後場にかけて下げ一時前日比約200円安に。ただ終了近くになると反騰し、終値は87円安の18,426円だった。夕方以降の先物の時間は米ドル/円が113円台に留まっていたこともあり、日経225先物は18,300円台で推移。
2日の午後10時半に、アメリカの11月雇用統計が発表。予想の前月比18万人増に対し、発表は17万8000人増という数字だった。発表前は113円80銭前後だった米ドル/円だが、雇用統計は予想からそれほど離れていなかったこともあり、発表後にもレートはあまり反応しなかった。ただし日曜の欧州の投票の結果を受け、週明けに一時112円台まで円高になった。
11月以降に下落が続くトルコリラだが、2日になっても軟調な流れは止まらなかった。日中は1米ドル=3.47リラ付近で推移していた米ドル/トルコリラは、夕方になって急落。この時間に何らかの経済指標が特別なニュースが発表されたわけではなく、米雇用統計前のポジション調整などの動きと見られている。結局1米ドル=3.58リラ付近まで下がり、2005年のデノミ以来の安値をまた更新した。
コーヒーは11月10日頃から下落が続いている。その背景には、主要な産地であるブラジルやベトナムで天候の良い日々が続き、また今後もコーヒーの収穫に好都合な天気が続くと予想されていることがある。11月10日頃には170セントで当面の天井をつけたが、その後下げに転じ12月2日までに17%も下落して141セントになった。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。