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28
Jan

株式市場は軟調な展開が継続

user 著者 鳥羽賢

16日も各国の株式市場は軟調な展開が続いた。

アメリカが休場だが日欧は下落

16日はアメリカの市場がキング牧師の日で休場していた。その一方で通常通り取引が行われていた日本や欧州は、先週のトランプ新大統領の会見以来の軟調な地合が継続。日本では日経225平均が192円安となった。20日にはトランプ新大統領が就任式を迎えるためその様子見もあり、思い切った買いは入りにくい展開になっている。

今日の展望

今日は午後6時半にイギリスの12月CPIが発表されます。

日本225(円)

円高とともに株安

為替市場では14日未明から円高・米ドル安が続いており、16日になっても継続。16日午後には米ドル/円が一時113円台をつけた。為替が円高になったこともあり株式市場も軟調な展開。日経225平均は68円安の19,219円で寄り付いた後、終日売りが優勢。一時は19,100円を割り、終値は192円安の19,095円だった。夕方以降の先物の時間は為替や欧州株式市場に動きが少なく、19,000円をやや上回る水準で推移。

ポンド/円

朝方急落後は横ばい

EU離脱が決まっているイギリスだが、週末に単一市場へのアクセスを失ってもEU離脱を優先するという報道が流れた。これを受けて英経済への懸念が高まり、週明けは窓明けスタート。先週を139円台半ばで終えていたポンド/円は、週明けに2円以上下落して137円台前半から始まった。ただその後は特に暴落は見られず、17日朝まで終日137円台半ばで横ばいだった。

米ドル/トルコリラ

先週後半に上昇後再びリラ下落

リラの下落が続くトルコは、先週後半に中銀が金利を高く誘導したためトルコリラが1米ドル=3.92リラから3.72リラまで一旦反発。しかし今週になるとまたリラが売られ始めた。16日にはEUがトルコからの輸入品に対する関税を撤廃するために動くというニュースが流れたが、リラ買いにはつながらず3.8リラまで再び下落した。

ユーロ/円

ポンドと同様に窓開けスタート

16日朝に下げたポンドと同様、ユーロも週明けは下窓を開けてスタートした。先週を121円台後半で終えたユーロ/円は、週明けは下窓を開けて120円台から始まった。その後は大きな材料がなく、121円前後で推移。午後7時にはユーロ圏の11月貿易収支が発表され、259億ユーロの黒字と予想を上回る黒字幅だったが、ユーロのレートに影響はなかった。

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