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28
Jan

本日正午頃に日銀から金融政策発表

user 著者 鳥羽賢

20日の正午頃に日銀が金融政策を発表する予定。

金融政策は現状維持という見通しが大半

19日から2日間の日程で日銀が金融政策決定会合を開いており、今日の正午頃に金融政策が発表される予定。最近では株高が続いているため、政策金利や量的緩和は現状維持とされる可能性がかなり高い。そして景気判断は引き上げられると見られている。今年は追加緩和がないと株価が暴落したことが何回かあったが、今回はさすがにそれはないと予想されている。

今日の展望

今日は正午前後に日銀から金融政策が発表されます。

日本225(円)

円高をうけて10日ぶりに下落

上昇基調が続く国内株式市場は、先々週から先週にかけて9日連続上昇。しかし週末に南シナ海の地政学的リスクが高まったことなどから、為替市場では週明けに円高が進行し米ドル/円が117円台に。日経225平均は56円安の19,345円で始まり、前場には一時19,300円付近に下落。しかし後場に切り返し、終値は10円安の19,391円だった。夕方以降の先物の時間は、特に目立った材料なく19,300円台に留まった。

米ドル/円

円高が続くがイエレン議長の発言でやや切り返す

すでに述べたように、週末に南シナ海で米軍の潜水機を中国軍が奪ったことから米中関係への懸念が台頭。先週まで強烈な円安・米ドル高が続いていたが、週明けになると久しぶりに円高の動きが見られた。19日朝は118円付近から始まった米ドル/円は、日中から夜にかけて円高が進行。20日未明には116円台をつけた。しかしイエレン議長が米労働市場の強さを裏付ける発言をしたため、やや切り返し117円台になった。

ユーロ/円

ドイツテロなどを受けユーロ安

地政学的リスクの台頭による週明けの円高トレンドは、ユーロ/円にも波及。123円前後から始まったレートは、日中から夜にかけて下がり20日未明には121円台に。また日本時間のこの日夜、ベルリンでクリスマス市に車が突入してこれまで9人が死亡するというテロが発生。このテロ事件もユーロ売りを後押しした。

米ドル/トルコリラ

トルコでも事件でリラ下落

週末から月曜にかけて各地で事件が続いているが、トルコでも事件が発生。19日にロシア大使が非番中の警官と思われる人物に銃撃され、後に死亡した。19日日中は1米ドル=3.49リラ台にあった米ドル/トルコリラは、事件後に下落し3.53リラ台に。2005年のデノミ以来の最安値をまたしても更新する寸前まで行った。

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