Jan

本日日本国内は休場

今日は日本が天皇誕生日で休場する。

海外もクリスマス休暇のため閑散相場

日本は今日が天皇誕生日で休場となり、日曜まで3連休となる。また海外でも多くの国がクリスマス休暇に入っており、動きのない日々が続いている市場が多い。来週はすでに年末休暇に入る国も多くなることが予想され、今後しばらくは大きな材料が出ない限りボラティリティの低い相場が続くと思われる。

今日の展望

今日は午後6時半にイギリスの第3四半期GDP確定値が発表されます。

日本225（円）

円高と連休前のポジション調整で下落

最近各地でテロなどが相次いでいることから、米ドルにリスク回避の売りが入っている。21日には一時117円台前半まで下げ、その後米経済指標が良かったため少し持ち直した。円高を受けて22日の国内株式市場は売りが先行する展開で、日経225平均は48円安の19,396円でスタート。そして3連休前のポジション調整の動きが広がったことも、軟調な展開につながった。結局前日比プラス圏には戻らず終値は16円安の19,427円だった。

NZドル/円

NZの第3四半期GDPは予想を上回る

22日午前6時45分に、ニュージーランドの第3四半期GDPが発表。予想の前期比0.8％増に対し、発表は1.1％増と良好だった。ただし前期の数字が、0.9％から0.7％に下方修正された。発表前に81円付近にあったNZドル/円は、この発表を受けて一瞬だけ数十銭下落。しかし下落は一時的なものに留まり、その後は終日81円台前半で推移していた。

WTI原油

サウジのエネルギー相が楽観的発言

前日発表された今週の米原油在庫が予想外に増加していたため、NY原油は52ドル台まで下落。22日日中になっても下落基調がしばらく続いていたが、サウジアラビアのエネルギー相が「2017年に原油価格は上昇すると予想」と発言。この発言から原油に買いが入り、一時53ドル台を回復したが上昇は続かなかった。

大豆

アルゼンチン豊作見通しで下げる

世界第3位の大豆の生産国であるアルゼンチンで、最近適切な量の降雨があった。そのために同国の今期の大豆が豊作になるとの見通しが台頭。アルゼンチンの豊作見通しを受けてシカゴ大豆は22日に節目の1000セントを割り、990セント台まで下落。またアメリカでの生産も今期は順調という情報が大豆売りをさらに後押しした。