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Apr

本日は欧米の多くの国が休場

user 著者 鳥羽賢

本日はグッド・フライデーの日となる。

主にキリスト教の国が祝日に

本日・4月19日は、キリスト教における復活祭前の金曜日であるグッド・フライデーにあたる。そのためアメリカ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドなど欧米を中心とした多くの国が祝日となり、株式市場が休場する。またアジアでも香港やシンガポールが休場となる。日本はキリスト教の国なので市場が開いているが、材料難な1日になることが予想される。

今日の展望今日は午後9時半にアメリカの3月住宅着工件数が発表されます。

日本225(円)

6営業日ぶりに下げる

英のEU離脱問題も落ち着き先週の11日木曜から17日まで5営業日連続で上昇してきた日経225平均だが、この日は一転して下落。背景には翌日がグッド・フライデーになるため、海外勢が手じまい売りをしてきたことがあると見られる。寄り付きは3円安の22,274円だった日経225平均は、前場から後場を通して売りが多く一貫して下落。終値は187円安の22,090円と6営業日ぶりの下落で終了した。

ユーロ/円

景気指標が悪化でユーロ下落

ユーロ/円は18日朝方から夕方まで126円40銭付近で横ばい。そして午後4~5時にドイツ、フランス、ユーロ圏の4月製造業・サービス業PMIが発表されたものの、全体的には予想を下回る低調な数字だった。これらの数字を受け、発表後にはユーロが60銭ほど下落し125円台に。その後は目立った動きはなく、19日朝まで125円台後半で推移。

ポンド/円

英小売売上高による上げは一時的

すでに述べたように夕方にはユーロ圏と独仏の4月製造業・サービス業PMIが発表され、予想を下回る低調な数字だった。18日夕方まで146円付近にあったポンド/円は、この統計により英経済も減速するとの懸念から40銭ほど下落。その後英3月小売売上高が発表され予想を上回る前年同月比+6.7%だったものの、ポンドは一時的に20銭ほど上昇したのみですぐに元の水準に戻ってきた。

米ドル/トルコリラ

昨年10月以来のリラ安値

トルコは先月末の統一地方選で与党が不振だったことからエルドアン政権への懸念が高まっている。また18日の夕方に発表されたユーロ圏と独仏の景気指標が低調だったためユーロ圏経済の減速からトルコ経済の減速懸念も台頭し、特に夕方頃にリラが下落。日中の1米ドル=5.76リラから夕方には一時5.85リラまでリラ安となり、昨年10月以来のリラ安水準をつけた。

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