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日本は明日から3連休

日本は23日から3連休に入る。

海外はクリスマス休暇で市場に動きが少ない

日本は23日が天皇誕生日で休日となり、株式・先物市場も休場する。また海外では多くの国でクリスマス休暇に入っており、取引に参加していない市場関係者も多い。そのため、火曜の日銀金融政策発表が終わった後は特に材料もなく、上下に大きく動きにくい相場が続いている。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの第3四半期GDP確定値が発表されます。

日本225（円）

後場に利益確定売りで下げ

前日の日銀による景気判断の上方修正を好感して上昇した日経225平均は、21日も寄り付きから上昇。今年の最高値を更新して19,500円を超えた。しかしその後は達成感から上昇が止まり、かつ後場に入って午後1時過ぎになると短時間に100円以上急落。これは利益確定売りが出たと見られている。結局終値は前日を下回り、50円安の19,444円だった。夕方以降の先物は欧米の株や米ドル/円相場が軟調だったことから、緩やかに下げた。

WTI原油

米原油在庫増加で下落

米エネルギー情報局（EIA）が、この日に週間原油在庫を発表。予想の前週比250万バレル減に対し、発表は230万バレル増と予想外に大幅増加していた。また前日にはリビアでこれまで休止していたパイプラインが再開したとのニュースも流れたため、これらの材料から21日の先物市場では原油が軟調。NY原油は53ドル台から52ドル台に下落した。

米ドル/円

日中にドル売りも米指標好調で戻す

クリスマス休暇で上昇のエネルギーがないことや、最近テロなどが相次いでいることからリスク回避姿勢が広がったことなどから、21日は日中から夜にかけて米ドル売りの動きが中心。21日朝には117円台後半にあった米ドル/円は、夜には117円台前半まで下落。しかし午後12時に発表された米11月中古住宅販売件数が予想を上回る好調な数字だったため、発表後に数十銭だけ米ドル高に動いた。

コカ・コーラ

ABIからアフリカのボトラーを買収

コカ・コーラはアフリカにおけるボトラー企業であるCCBAの株式54.5％を、「バドワイザー」ビールの企業、ベルギーのABI社から31億5000万ドルで買い取ると発表。これはCCBAの所有権は以前イギリスのSABミラーが持っていたが、SABミラーをABIが買収したことによる措置。しかしこのニュースにもコカ・コーラ株はそれほど反応せず、21日は前日比0.2％安の41.57ドルで終了した。