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22
Feb

今週はダウが陰線で終わる可能性も

user 著者 鳥羽賢

今週はダウ工業平均が陰線で終わることもありえる。

陰線なら9週ぶり

21日のNY株式市場は、夜に発表された米経済指標に悪い数字が多かったことを受け下落。ダウ工業平均は103ドル安で終了した。これで今週21日までのダウ週足はマイナスとなっている、昨年12月末以来ダウの週足は8週連続陽線だったが、今週は9週ぶりに陰線で終わる可能性が出てきた。なお22日には米経済指標の発表予定はない。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の1月CPIが発表されます。

日本225(円)

一時21,500円を超える

前日のNYダウは63ドル高だったが、この日の日経225平均は9円安の21,422円からスタート。そして前場には21,300円台に沈む軟調な展開だった。しかし昼休み中に先物が買われ、後場開始直後に昨年12月17日以来の21,500円を回復。そのまま21,500円台で推移していたものの、終了直後に下げて終値は33円高の21,464円だった。夕方以降の先物はNY株式市場の下げを受け、21,300円台まで緩やかに下落した。

米ドル/円

低調な米経済指標にもあまり動きなし

21日夜には米経済指標が多く発表された。12月耐久財受注は、予想の前月比+1.5%に対し、発表は+1.2%だった。また1月中古住宅販売件数は、予想が年率換算500万件、結果が494万件だった。予想を上回る数字もあったが、全体的に見るとこの日発表された指標は低調。だが米ドル/円の動きにはあまり影響がなく、21日朝方から夜、そして22日未明に至るまで110円60~80銭で小動きだった。

利益確定売りで大幅安

米中貿易戦争懸念などを背景に1月下旬からここまで上昇が続いてきた金だが、21日になってついに利益確定売りで大きく下げた。20日夜には1,345ドルまで上昇した後、21日朝には1,340ドルに。その後も特に夕方以降に金売りが続き、22日未明には1,325ドルを割る水準まで下落。20日夜からの24時間あまりで20ドルの急落を見せた。

豪ドル/円

雇用指標は堅調も中国関連の報道で下げる

豪1月雇用統計が21日午前9時半に発表され、雇用者数は予想の前月比1万5000人増に対し、発表は3万9100人増と好調だった。発表前に79円50銭付近にあった豪ドル/円は、この発表を受けて79円80銭まで上昇。しかし午後になると、中国の大連港湾当局が豪産石炭の輸入を禁止したという報道が流れた。正午過ぎには79円40銭前後で推移していたレートは、この報道から78円台まで急落。その後も22日朝まで78円台半ばで推移。

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